新薬エクスプレス

テクリスタマブとダラツムマブの併用療法、PFSとOSを改善

ヤンセンファーマ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ヤンセンファーマは、本日(10月28日)までに、B細胞成熟抗原(BCMA)/CD3二重特異性抗体テクリスタマブ(商品名テクベイリ)について、第Ⅲ相試験MajesTEC-3のトップライン結果を発表した。(関連記事「テクリスタマブ、日本人多発性骨髄腫で長期に奏効」)

 同試験は、1~3ラインの前治療歴を有する再発または難治性の多発性骨髄腫患者を対象に、テクリスタマブとダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)製剤(商品名DARZALEX FASPRO)の併用療法による有効性と安全性を、治験担当医師が選択したDARZALEX FASPRO、ポマリドミド、デキサメタゾンの併用療法(DPd)またはDARZALEX FASPRO、ボルテゾミブ、デキサメタゾンの併用療法(DVd)と比較評価した試験。

 約3年間の追跡調査において、テクリスタマブとダラツムマブ・ボルヒアルロニダーゼ アルファの併用療法は、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)を達成し、有意かつ標準治療を上回る結果を示した。また、この最初の中間解析では、副次評価項目である全生存期間(OS)においても有意な結果が示された

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