ヤンセンファーマは本日(11月20日)、ヒト型抗CD38モノクローナル抗体ダラツムマブとボルヒアルロニダーゼ アルファの配合皮下注製剤(商品名ダラキューロ配合皮下注)について、高リスクのくすぶり型多発性骨髄腫(MM)における進展遅延に対する一変承認取得を取得したと発表した。日本では初の承認薬となる。(関連記事「ダラキューロ®、高リスクのくすぶり型多発性骨髄腫における進展遅延に係る承認を取得」、「ダラツムマブ配合皮下注、高リスクのくすぶり型多発性骨髄腫で一変申請」) くすぶり型MMはMMの前駆状態で、異常な形質細胞が骨髄内で検出されるものの無症候性である。症候性に至ってから治療を開始するのが一般的だが、近年、進展リスクが高い患者では早期の治療介入が有効であることが示唆されている。