米・インスメッドは昨年(2025年)12月26日までに、開発中のカテプシンC(DPP-1)阻害薬brensocatibについて、鼻茸を伴わない慢性鼻副鼻腔炎(CRSsNP)を対象とした第Ⅱb相試験BiRChで主要評価項目および副次評価項目を達成できなかったため、CRSsNPに関する開発プログラムを中止すると発表した。 同試験では、CRSsNPに対するbrensocatib 10mgおよび40mgの有用性を検討。主要評価項目は、24週時点における1日当たりの副鼻腔全症状スコアのベースラインからの平均変化量、副次評価項目は副鼻腔混濁率の変化、24週時点における1日当たりの鼻閉スコアのベースラインからの平均変化量、レスキュー治療を必要とした患者割合などだった。 同薬の忍容性は良好であり、40mg群を含め新たな安全性シグナルは認められなかった。同社は、今回の試験データを今後開催される学会で発表する予定だという。 なお、同薬は昨年8月に非嚢胞性線維症気管支拡張症の治療薬として米食品医薬品局(FDA)に承認されている(関連記事「気管支拡張症の『夜明け』を期待させるbrensocatib」)。