【在宅活動】訪問時の服装 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする Q24.訪問時の服装を教えてください 私服派 緊張感を患者さんに与えないように 白衣は着ません。薬局外で白衣を着ることの衛生面の問題の他に、わざわざ緊張感を患者さんに与える必要はないと考えているからです。 病院受診時に血圧が170位あった患者さんで、医師の診断は「病院に来て少し緊張してるんでしょう。血圧の薬はまだいりませんね」と、白衣高血圧との診断でした。しかしこの方、私が私服で訪問して毎回血圧測定しても値は変わらず、家でも血圧が高いことがわかり、降圧治療が開始されました。白衣で訪問していたら気が付くのが遅くなったのではないかと思います。 また、一般的に白衣=医師のイメージが強いので、私服にすることで、医師には話しにくいことも話してもらえるチャンスを失わずに済むと考えています。 動きやすさ重視のパンツスタイル 動きやすいパンツスタイルの私服です。でも、不衛生なお家に行くと制服が欲しくなります。替えの靴下は必ず持参しています。 清潔感に配慮した私服 訪問時の決まった制服はありませんが、社内規定を守った清潔感のある服装にしています。 動きやすさを考えてパンツスタイルがいいと思います。 仰々しいと言われたことも 本来なら白衣なのでしょうが、ほとんど私服です。患者さんから、「白衣は仰々しい」と言われたこともあります。ケーシー的な白衣はいいのかもしれません。一般的なコート型の白衣ですと、動きにくさもあります。 地味目の服装 ズボンにポロシャツ程度の地味めの服装です。白衣は着ません。はっきりとした理由はわかりませんが、生活の場に行くので、ということと、調剤のときに清潔であるべき白衣を外に持ち出すということに抵抗があったからだったように思います。 白衣派 服装の偏りがなくなる 以前は親しみやすいように私服で訪問しておりましたが、ある日、出先から直接訪問しなければいかないことがあり、服装が華美にみえるような気がしてコート型の白衣を羽織って訪問しました。家族もいらしており、白衣を着ていることでスムーズに対応してもらえましたが、患者さんが体位を変えるときに支えたり、輸液などの重いものを運ぶときに動きにくいと感じたため、ケーシー型の制服を作ることにしました。スタッフそれぞれの価値観によって服装が偏ることもなくなり、安心して訪問に送り出せるようになりました。 動きやすいケーシー型 私は白衣で訪問が基本と考えています。普段からケーシー型の白衣で動きやすいので重宝しています。 患者さん・周囲の環境による 初回訪問時は必ず白衣です。認知症の方、独居の方は白衣を心がけています。認知症の方は服装で覚えてくださっていること、独居の方は近所の方が気にかけてらっしゃることから、医療関係者だと見た目で分かるようにするためです。その他の患者さんの場合は、私服のときもあります。 在宅用の白衣 原則、在宅用の白衣を着ていきます。薬局内用でもなく、私服でもありません。白衣で出入りされるのを嫌うお宅もあるので、その場合は私服です。白衣、私服のどちらでも「知事指定居宅療養管理指導サービス事業者」と書いた名札、もしくは身分証の携行が必要です。 [PharmaTribune 2014年11月号掲載] 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×