「地域」から「世界」への飛躍を実感―第86回日本臨床外科学会に参加して

東邦大学大学院消化器外科学/臨床腫瘍学教授 島田英昭

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 2024年11月21〜23日の3日間、JR宇都宮駅前のライトキューブ宇都宮他の会場で、第86回日本臨床外科学会が開催されました。会長は自治医科大学外科学講座主任教授の佐田尚宏先生でした。今年のテーマは「地域に外科を、そして世界へ」であり、栃木県の地域医療を熟知している同大学の社会的使命にふさわしいものと感じました。佐田先生と準備委員長を務めた同講座教授の北山丈二先生は東京大学医学部(1984年卒)の同期であり、筆者も外科医として同期であることから、お二人には長年非常に懇意にしていただいていました。本会も筆者にとって興味ある領域のセッションが数多く企画されており、今回はその中から「僻地医療における外科医療の実践と技術修練」「胃がん腹膜播種治療における最新の進歩と課題」「外科医にとって臨床試験とは?」「AIが描く外科の未来:テクノロジーが導く医療の進化」の概要を紹介します(関連記事:「外科診療を『地域』と『世界』の両軸で考える」)。

57627_pho01.jpg

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする