前駆B細胞急性リンパ性白血病、ブリナツモマブ追加で患児の生存期間が有意改善 アムジェン 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする アムジェンは昨日(12月24日)までに、二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体製剤ブリナツモマブ(商品名ビーリンサイト)の化学療法への追加投与により、新たに前駆B細胞急性リンパ性白血病(B-ALL)と診断された小児患者の生存期間が有意に改善したとする第66回米国血液学会(ASH)での結果を公表した。Children's Oncology Groupが実施した第Ⅲ相試験(AALL1731)の結果に基づくもので、同時にNew Engl J Med(2024年12月7日オンライン版)に掲載された(関連記事「再発・難治性白血病治療にBiTE抗体」)。 事前に規定された最初の有効性の中間解析の結果、主要評価項目である無病生存期間(DFS)の達成について、3年DFSを達成したのは化学療法単独群で87.9%だったのに対し化学療法+ブリナツモマブ群では96.0%〔ハザード比(HR)0.39、95%CI 0.24~0.64〕で、ブリナツモマブの追加投与により疾患再発、二次性悪性新生物または寛解期死亡のリスクが61%低下することが分かった。 ブリナツモマブ追加投与群は、化学療法単独群と比較して有意なベネフィットを示したため、データ安全性モニタリング委員会の勧告に基づき試験のランダム化を早期に終了した。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×