脳内アミロイドβ蓄積予測モデルを開発、アルツハイマー病の早期スクリーニングに期待

大分大学・エーザイ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 大分大学とエーザイは2月14日、年齢・性・喫煙歴・既往歴などの背景データ、一般血液検査データ、Mini-Mental State Examination(MMSE)の各項目を組み合わせることで脳内アミロイドベータ(Aβ)蓄積を予測する機械学習モデルを開発したと発表した。(関連記事「リストバンド型センサー用いAβ蓄積を予測」)

 現在、脳内Aβの蓄積の検出にはアミロイドPET検査や脳脊髄液(CSF)検査が用いられているが、高額な費用および侵襲性などが課題とされていた。

 今回の機械学習モデルの開発により、かかりつけ医が日常診療でアルツハイマー病(AD)の重要な病理である脳内Aβ蓄積を予測し、簡便かつ早期にADをスクリーニングすることが可能になることが期待される。

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