グラクソ・スミスクラインは本日(5月19日)、抗BCMA抗体薬物複合体ベランタマブ マホドチン(商品名ブーレンレップ点滴静注用100mg)について、ボルテゾミブ+デキサメタゾン(BorDex)または、ポマリドミド+デキサメタゾン(PomDex)との併用療法における1ライン以上の治療歴を有する成人の再発または難治性の多発性骨髄腫の治療薬として製造販売承認を取得したと発表した。(関連記事「多発性骨髄腫へのベランタマブ マホドチン併用療法、日本で承認申請」「再発、難治性多発性骨髄腫へのベランタマブ マホドチン併用療法、英国で承認」) 今回の承認は、1ライン以上の治療歴を有する多発性骨髄腫の成人患者に対するベランタマブ マホドチン+ボルテゾミブ+デキサメタゾン併用(BelaVd)療法、ベランタマブ マホドチン+ポマリドミド+デキサメタゾン併用(BelaPd)療法を評価した第Ⅲ相試験DREAMM-7およびDREAMM-8に基づくもの。両試験では標準治療群と比べ、ベランタマブ マホドチン併用療法群で無増悪生存(PFS)が有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、DREAMM-7では全生存(OS)の延長が認められた。