モデルナ・ジャパンは昨日(5月19日)、60歳以上の成人におけるRSウイルス(RSV)による感染症の予防を目的とした「エムレスビア筋注シリンジ」の日本における製造販売承認を取得したと発表した(関連記事「モデルナがRSウイルスワクチンを承認申請」)。 今回の承認は、日本を含む22カ国における60歳以上の成人約3万7,000人を対象とした第Ⅲ相プラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験ConquerRSVの良好な結果に基づく。 同ワクチンは、融合前F糖蛋白質をコードしたmRNA配列から成り、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防を目的とした同社製ワクチンと同様の脂質ナノ粒子が使用されている。