ロシュ・ダイアグノスティックスは本日(6月2日)、コバスpro向けの新しい分析モジュール「質量分析用i601モジュール」の販売を6月1日付で開始したと発表した。(関連記事「認知症に関連するタウ蛋白の検出可能な研究用試薬を発売」) 質量分析は高度な専門知識と熟練した技術が求められ、従来は作業に長時間を要していた。しかし同モジュールは、検体前処理から結果報告までを全自動で行えるため、ランダムアクセスで1時間に最大100検体を測定することが可能。これにより、質量分析の日常検査への導入実現が目指せるという。