ネモリズマブ、アトピーの新規長期継続試験で湿疹面積・重症度指数など改善 中外製薬 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 中外製薬は昨日(6月9日)までに、アトピー性皮膚炎に対するヒト化抗ヒトインターロイキン(IL)-31受容体Aモノクローナル抗体ネモリズマブ(商品名ミチーガ)の新規長期成績として、スイス・ガルデルマ社の発表資料(海外での商品名NEMLUVIO)を公表した。詳細はRevolutionizing Atopic Dermatitis(RAD)Conferenceで発表された(関連記事「ネモリズマブ、中等症~重症アトピーなどに対して米欧で承認」)。 成績は、中等症~重症のアトピー性皮膚炎患者を対象としたネモリズマブの長期継続試験ARCADIAの中間解析で得られた新たな2年のデータ。同試験は、ARCADIA 1/2の初期期間または維持期間を完了した患者、第Ⅱ/Ⅲb相臨床試験または新規に登録された思春期の患者1,900例以上が対象となった。 中間解析は104週時点で行われ、以下の結果が示された。 ・対象の85%以上が、湿疹面積・重症度指数(EASI)スコア75%減少を達成 ・SCORing Atopic Dermatitis(SCORAD)のVisual Analog Scale(VAS)スコアを用いて評価したところ、痒みがないは約85%、ほぼないは70%で、いずれも4ポイント以上の痒みの改善を達成。睡眠の改善は痒みと同程度 ・Investigator's Global Assessment(IGA)スコアにおいて、約60%が皮膚病変クリアランス/ほぼクリアランスを達成 ・皮膚疾患QOL指標(DLQI)は時間経過とともに改善 ・新たな安全性シグナルは確認されなかった 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×