ロシュ・ダイアグノスティックスは本日(6月23日)、6月20日付で液状化検体細胞診(LBC)塗抹装置「ベンタナSP 400」を発売したと発表した。関連記事「画像診断補助装置ベンタナ DP200 Dxシステムを発売」) 同装置は、がん検診をはじめとする細胞診検査に用いる塗抹標本を作製するセミオートタイプのLBC塗抹装置。フィルタを用い保存検体から細胞を均一かつ鮮明に薄層塗抹して細胞診スライドを作製するため、従来の直接塗抹法で課題とされた乾燥による細胞劣化や重なりが解消できる。また、1検体当たり約45秒の処理能力を有する。 なお、6月27日から開催される第66回日本臨床細胞学会に同装置を出展するとしている。