大塚製薬は7月18日までに、ドパミン受容体部分作動薬ブレクスピプラゾール(商品名レキサルティ)について、米食品医薬品局(FDA)の精神薬理学医薬品諮問委員会(PDAC)で「成人の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の効能追加における十分なデータ提供」に対する否定的な見解が示されたと発表した。(関連記事「米・FDA、成人のPTSDに対するブレクスピプラゾール、セルトラリン併用療法の追加承認申請を受理」) 今回の会議の結果は、PTSDの治療におけるブレクスピプラゾールとセルトラリンの併用療法の効能追加承認申請に対するFDAの審査に影響を及ぼす可能性がある。ブレクスピプラゾールを共同開発した大塚製薬とデンマーク・H.ルンドベックA/Sは、審査終了に向けて引き続きFDAとの連携を図るとしている。