Gefurulimab、全身型重症筋無力症の第Ⅲ相でADLを有意に改善

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 アレクシオンファーマは本日(8月7日)までに、抗アセチルコリン受容体( AChR)抗体陽性の成人全身型重症筋無力症(gMG)患者に対する補体C5阻害薬gefurulimab(開発コードALXN1720)の有効性を検討した国際共同第Ⅲ相ランダム化比較試験(RCT)PREVAILの結果を発表主要評価項目および全ての副次評価項目を達成したと報告した。

 同試験の主要評価項目は、日常活動能力(ADL)を評価する患者報告尺度Myasthenia Gravis Activities of Daily Living(MG-ADL)総スコアのベースラインからの変化量。26週時におけるMG-ADL総スコアのベースラインからの変化について、プラセボ群と比べgefurulimab群で有意かつ臨床的に意義のある改善が示された。疾患関連指標の改善を評価する複数の副次評価項目も達成した。

 同薬の忍容性は良好で、安全性プロファイルはgMGにおける既存の補体C5阻害薬の臨床試験デ ータと一致しており、新たな安全性シグナルは観察されなかった。

 なお、これらのデータは今後の学会で発表され、各国の規制当局に共有される予定だという。

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