新規オレキシン2受容体作動薬がナルコレプシータイプ1に対し良好な結果

エーザイ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 エーザイは昨日(9月8日)までに、開発中の選択的オレキシン2受容体作動薬E2086について、ナルコレプシータイプ1(NT1)を対象とした第Ⅰb相101試験NCT06462404における良好な結果を世界睡眠学会(World Sleep 2025)で報告したと発表した。(関連記事「不眠症治療薬レンボレキサント、本日発売」)

 同試験では、覚醒維持テスト(MWT)においてプラセボおよび既存治療薬モダフィニルと比べ、E2086の全ての用量(5mg、10mg、25mg)で睡眠潜時の有意な延長が認められた。また、カロリンスカ眠気尺度(KSS)を用いた主観的評価においても、有意な改善が認められた。主な有害事象は頻尿、吐き気、めまい、排尿切迫感で、大半は軽度から中等度だった。

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