日本イーライリリーは昨日(10月28日)までに、ヒト化抗ヒトインターロイキン(IL)-13モノクローナル抗体製剤レブリキズマブ(商品名イブグリース)について、中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者を対象とした第Ⅲ相長期継続投与試験Adjoinにおいて、1回250mgを4週間隔で投与した群に対し8週間隔投与群が同等の高い疾患コントロールを示したと発表した。(関連記事「アトピー性皮膚炎治療薬レブリキズマブ、在宅自己注射可能に」) 同試験における湿疹面積・重症度指数(EASI)スコア75%減少を達成した割合は、8週間隔投与群が79%、4週間隔投与群が86%だった。Investigator's Global assessment(IGA)スコア0または1の達成/維持が見られた患者割合は、それぞれ62%、73%だった。免疫原性(抗薬物抗体産生)のリスク上昇は認められず、安全性においても新たな所見も認められなかった。 結果の詳細は2025 Fall Clinical Dermatology(FCD)Conferenceで報告された。