新薬エクスプレス

タービー+テクベイリ、形質細胞腫の難治性骨髄腫で一変申請

ヤンセンファーマ

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 ヤンセンファーマは本日(10月31日)、G蛋白質共役型受容体ファミリーCグループ5メンバーD(GPRC5D)/CD3二重特異性抗体トアルクエタマブ(商品名テクべイリ)とB細胞成熟抗原(BCMA)/CD3二重特異性抗体テクリスタマブ(同タービー)の併用療法について、髄外性形質細胞腫(EMD)を有する再発または難治性の多発性骨髄腫(MM)の治療法として、製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。

 EMDはMMにおいて悪性度が高く、軟部組織や臓器など骨髄外へと広がり形質細胞腫を形成する。また、治療選択肢は限られる場合が多く予後不良な傾向があった。

 今回の申請はEMDを有し、免疫調節薬、プロテアソーム阻害薬、抗CD38抗体を含む3ライン以上の標準治療歴を有する再発・難治性の多発性MMを対象にトアルクエタマブとテクリスタマブの併用療法の有効性および安全性を評価した第Ⅱ相RedirecTT-1試験の結果に基づくもの(関連記事「二重特異性抗体の併用療法、髄外性形質細胞腫を有する多発性骨髄腫で深い奏効達成」)。

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