医師は患者の命と健康を守る専門職であり、これまでは病院や研究機関という既存の枠組みの中でキャリアが完結するケースが大半だった。しかし近年、臨床現場における課題の解決策として、「起業」という道を選ぶ医師が増加している。予防医療の社会実装を目指す株式会社ウェルネス代表取締役で医師の中田航太郎氏に、従来の「待ち受け型医療」から予防医療に転換した動機と経緯、今後の展望について聞いた。