薬剤詳細データ

一般名

エルゴタミン酒石酸塩無水カフェインイソプロピルアンチピリン

製品名

クリアミン配合錠S0.5

薬効名

頭痛治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

クリアミン配合錠S0.5

yj-code

1149115F1030

添付文書No

1149109F1034_1_08

改定年月

2023-08

第1版

一般名

エルゴタミン酒石酸塩無水カフェインイソプロピルアンチピリン

薬効分類名

頭痛治療剤


用法・用量

〈クリアミン配合錠A1.0〉 通常成人、1回1錠を1日2~3回経口投与する。頭痛発作の前兆がある場合は1~2錠を頓用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。ただし、1週間に最高10錠までとする。 〈クリアミン配合錠S0.5〉 通常成人、1回2錠を1日2~3回経口投与する。頭痛発作の前兆がある場合は2~4錠を頓用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。ただし、1週間に最高20錠までとする。

効能・効果

血管性頭痛、片頭痛、緊張性頭痛

相互作用:併用禁忌

HIVプロテアーゼ阻害剤


リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ、パキロビッド)、ホスアンプレナビル(レクシヴァ)、アタザナビル(レイアタッツ)、ダルナビル(プリジスタ)


エファビレンツ(ストックリン)


コビシスタット含有製剤(ゲンボイヤ等)


マクロライド系抗生物質


エリスロマイシン(エリスロシン)、ジョサマイシン(ジョサマイシン)、クラリスロマイシン(クラリシッド等)、ロキシスロマイシン(ルリッド)


アゾール系抗真菌薬


イトラコナゾール(イトリゾール)、ミコナゾール(フロリード等)、フルコナゾール(ジフルカン)、ホスフルコナゾール(プロジフ)、ボリコナゾール(ブイフェンド)、ポサコナゾール(ノクサフィル)


レテルモビル(プレバイミス)


エンシトレルビル(ゾコーバ)


レナカパビル(シュンレンカ)


ロナファルニブ(ゾキンヴィ)


エルゴタミンの血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、エルゴタミンの代謝が阻害される。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタン(イミグラン)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)、エレトリプタン(レルパックス)、リザトリプタン(マクサルト)、ナラトリプタン(アマージ)


麦角アルカロイド


エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン(パルタンM)


血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。


なお、5-HT1B/1D受容体作動薬と本剤を前後して投与する場合は24時間以上の間隔をあけて投与すること。


これらの薬剤との薬理的な相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強させる。


アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

ダサチニブ


アミオダロン


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


これら薬剤の CYP3A4 阻害作用により、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。


スチリペントール


本剤の血中濃度が上昇し、 麦角中毒を引き起こすおそれがある。


スチリペントールはCYP3A4を阻害する。


β-遮断剤


プロプラノロール等


エルゴタミンの末梢血管収縮作用が強くあらわれることがある。


β-遮断剤との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)が増強される。


アドレナリン


ノルアドレナリン


フェニレフリン


これら薬剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


本剤の血管平滑筋収縮作用により、血圧上昇作用を増強すると考えられている。


エチレフリン


血圧の異常上昇をきたすことがあるので、そのような場合はクロルプロマジンの静注を行う。


エチレフリンの昇圧作用と本剤の末梢血管収縮作用により血圧が上昇する。


ドロキシドパ


ドロキシドパの作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


相加的に作用(末梢血管収縮作用)を増強させる。


ブロモクリプチン


血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。


機序は明確ではないが、ブロモクリプチンはエルゴタミンの血管収縮作用、血圧上昇作用等に影響を及ぼすと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: ショック(頻度不明)

-脈拍の異常、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等のショック症状があらわれることがある。2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

3: 麦角中毒(頻度不明)

-血管攣縮、動脈内膜炎、チアノーゼ、壊疽等の麦角中毒症状を起こすことがあるので、四肢のしびれ感、ピリピリ感及び痛み、脈の消失等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、腎血流障害による腎機能障害、脳血流障害による意識障害、麻痺等を伴うこともある。(特に長期又は大量投与によりあらわれることがある。)4: エルゴタミン誘発性の頭痛(頻度不明)、頭痛を主訴とする禁断症状(頻度不明)

-長期連用によりエルゴタミン誘発性の頭痛があらわれることがあり、また、投与を急に中止すると、頭痛を主訴とする禁断症状があらわれることがある。5: 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。6: 心筋虚血(頻度不明)、心筋梗塞(頻度不明)

-心筋虚血、心筋梗塞を起こすことがあるので、前胸痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。7: 線維症(頻度不明)

-長期連用により、胸膜、後腹膜又は心臓弁の線維症があらわれたとの報告がある。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-局所性浮腫、そう痒感、蕁麻疹、呼吸困難
血液 -顆粒球減少、血小板減少、貧血
腎臓 -腎障害
消化器 -食欲不振-悪心、嘔吐、下痢、腹痛
循環器 -心悸亢進、徐脈、頻脈、胸部不快感、血圧上昇
精神神経系 -不眠、めまい、眠気-不安、振戦、頭痛、眩暈
運動器 -知覚異常(四肢のしびれ感、ピリピリ感)-四肢筋痛、四肢脱力感
その他 -倦怠感-瞳孔縮小又は拡大

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
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福島県0
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埼玉県0
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東京都0
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広島県0
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宮崎県0
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沖縄県0
合計0
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