薬剤詳細データ

一般名

ドロキシドパ

製品名

ドプスOD錠200mg

薬効名

抗パーキンソン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ドプスOD錠200mg

yj-code

1169006F2023

添付文書No

1169006C1039_2_14

改定年月

2022-04

第1版

一般名

ドロキシドパ

薬効分類名

ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤


用法・用量

〈パーキンソン病の場合〉 通常成人に対し、ドロキシドパとして1日量100mg、1日1回の経口投与より始め、隔日に100mgずつ増量、最適投与量を定め維持量とする(標準維持量は1日600mg、1日3回分割投与)。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日900mgを超えないこととする。 〈シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーの場合〉 通常成人に対し、ドロキシドパとして1日量200~300mgを2~3回に分けて経口投与より始め、数日から1週間毎に1日量100mgずつ増量、最適投与量を定め維持量とする(標準維持量は1日300~600mg、1日3回分割投与)。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日900mgを超えないこととする。 〈血液透析患者の場合〉 通常成人に対し、ドロキシドパとして1回量200~400mgを透析開始30分から1時間前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。1回量は400mgを超えないこととする。

効能・効果

パーキンソン病(Yahr重症度ステージⅢ)におけるすくみ足、たちくらみの改善 下記疾患における起立性低血圧、失神、たちくらみの改善 シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチー 起立性低血圧を伴う血液透析患者における下記症状の改善 めまい・ふらつき・たちくらみ、倦怠感、脱力感

相互作用:併用禁忌

ハロタン等のハロゲン含有吸入麻酔剤


頻脈、心室細動の危険が増大する。


ハロゲン含有吸入麻酔剤は、心筋のノルアドレナリンに対する感受性を高める。


イソプレナリン等のカテコールアミン製剤


イソメニールプロタノール 等


不整脈、場合により心停止を起こすおそれがある。


相加的に作用(心臓刺激作用)を増加させる。


相互作用:併用注意

モノアミン酸化酵素阻害剤


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


ノルアドレナリンの代謝が抑制され、ノルアドレナリンの濃度が増加する。


三環系抗うつ剤


イミプラミンアミトリプチリン 等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


神経終末でのノルアドレナリンの再吸収が阻害され、ノルアドレナリンの濃度が増加する。


分娩促進剤


オキシトシン


エルゴタミン抗ヒスタミン剤


クロルフェニラミン等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


相加的に作用(末梢血管収縮作用)を増強させる。


α1-受容体遮断作用のある薬剤


タムスロシンドキサゾシンイフェンプロジル 等


本剤の作用が減弱される可能性がある。


これらの薬剤はα1受容体遮断作用を有する。


アメジニウム


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


神経終末でのノルアドレナリンの再吸収・代謝が阻害され、ノルアドレナリンの濃度が増加する。


レセルピン誘導体


レセルピン等


本剤の作用が減弱される可能性がある。


レセルピンは脳内ノルアドレナリン、ドパミンを減少させる。


レボドパアマンタジン 等


これらの医薬品の作用を増強することがある。


動物実験でレボドパ、アマンタジンの作用を増強することが認められている。


フェノチアジン系薬剤、ブチロフェノン系薬剤


本剤の作用が減弱することがある。


これらの薬剤は抗ドパミン作用のほかに末梢のα受容体遮断作用を有する。


鉄剤


本剤の作用が減弱される可能性がある。


動物実験でキレートを形成し、本剤の吸収が減少するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(頻度不明)

-高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、血清CKの上昇等があらわれることがあるので、このような場合には、投与開始初期の場合は中止し、また、継続投与中の用量変更・中止時の場合は一旦もとの投与量に戻した後慎重に漸減し、体冷却、水分補給等の適切な処置を行うこと。2: 白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


精神神経系 -幻覚、頭痛・頭重感(3.4%)、めまい-妄想、神経過敏(いらいら感、焦燥感、興奮等)、不安、抑うつ、不眠、不随意運動、頭がぼーっとする-精神症状の増悪、悪夢、感情失禁、パーキンソン症状の増悪、知覚異常、振戦、固縮、すくみ、言語障害の悪化、眠気-夜間せん妄、健忘
消化器 -悪心、食欲不振、胃痛(胃部不快感等)-嘔吐、口渇、腹痛、消化不良(胸やけ等)、便秘、下痢、流涎-腹部膨満感、舌のあれ-
循環器 -血圧上昇(2.2%)、動悸-胸痛(胸部不快感、胸部絞扼感等)-不整脈、チアノーゼ、四肢冷感-狭心症
肝臓 --AST、ALTの上昇-ALP、LDHの上昇-
過敏症 --発疹-そう痒-
眼 ---羞明-
泌尿器 ---頻尿、尿失禁、尿閉-
その他 --倦怠感、ほてり(顔面潮紅等)-浮腫、眼瞼浮腫、脱力感、発熱、両手の痛み、肩こり-のぼせ、発汗、CK上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,146,405 0 0 0 4,294 49,412 166,959 309,200 814,613 723,206 78,721 0
女性 1,467,776 0 2,712 0 6,613 30,394 89,438 193,750 521,018 534,989 88,862 0
合計 3,618,874 0 2,712 0 10,907 79,806 256,397 502,950 1,335,631 1,258,195 167,583 0
男性 2,146,405 0 0 0 4,294 49,412 166,959 309,200 814,613 723,206 78,721 0
女性 1,467,776 0 2,712 0 6,613 30,394 89,438 193,750 521,018 534,989 88,862 0
合計 3,618,874 0 2,712 0 10,907 79,806 256,397 502,950 1,335,631 1,258,195 167,583 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道204,976
東北271,126
関東1,356,772
中部567,606
近畿521,214
中国・四国371,473
九州325,706
合計3,618,874
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道204,976
北東北58,690
南東北161,934
北関東240,151
南関東1,116,621
甲信越217,870
北陸51,029
東海388,113
関西431,808
中国223,785
四国147,688
北九州241,395
南九州63,524
沖縄41,574
合計3,618,874
都道府県別
都道府県名 合計
北海道204,976
青森県31,437
岩手県50,502
宮城県81,276
秋田県27,253
山形県34,064
福島県46,594
茨城県87,350
栃木県94,276
群馬県58,525
埼玉県211,709
千葉県163,534
東京都504,670
神奈川県236,708
新潟県80,536
富山県27,164
石川県18,076
福井県5,789
山梨県36,190
長野県101,144
岐阜県52,746
静岡県58,266
愛知県187,695
三重県89,406
滋賀県18,048
京都府54,514
大阪府173,534
兵庫県146,380
奈良県26,598
和歌山県12,734
鳥取県17,424
島根県9,696
岡山県75,196
広島県92,622
山口県28,847
徳島県36,964
香川県26,160
愛媛県25,174
高知県59,390
福岡県103,291
佐賀県12,648
長崎県57,274
熊本県41,012
大分県27,170
宮崎県12,092
鹿児島県51,432
沖縄県20,787
合計3,618,874
更新予告まとめ