薬剤詳細データ

一般名

ラサギリンメシル酸塩

製品名

アジレクト錠1mg

薬効名

抗パーキンソン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アジレクト錠1mg

yj-code

1169017F2021

添付文書No

1169017F1025_1_08

改定年月

2022-09

第2版

一般名

ラサギリンメシル酸塩

薬効分類名

パーキンソン病治療剤(選択的MAO-B阻害剤)


用法・用量

通常、成人にはラサギリンとして1mgを1日1回経口投与する。

効能・効果

パーキンソン病

相互作用:併用禁忌

MAO阻害薬


セレギリン塩酸塩


エフピー


サフィナミドメシル酸塩


エクフィナ


高血圧クリーゼ等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。


相加作用のおそれがある。


ペチジン塩酸塩含有製剤


ペチロルファン


トラマドール塩酸塩


トラマール


タペンタドール塩酸塩


タペンタ


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、トラマドール塩酸塩の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、2〜3日間の間隔を置くこと。


機序は不明である。


三環系抗うつ薬


アミトリプチリン塩酸塩


トリプタノール


アモキサピン


アモキサン


イミプラミン塩酸塩


トフラニール


クロミプラミン塩酸塩


アナフラニール


ドスレピン塩酸塩


プロチアデン


トリミプラミンマレイン酸塩


スルモンチール


ノルトリプチリン塩酸塩


ノリトレン


ロフェプラミン塩酸塩


アンプリット


他のMAO-B阻害薬との併用により、高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれ、さらに死亡例も報告されている。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、2〜3日間の間隔を置くこと。


機序は不明であるが、相加・相乗作用のおそれがある。


四環系抗うつ薬


マプロチリン塩酸塩


ルジオミール


ミアンセリン塩酸塩


テトラミド


セチプチリンマレイン酸塩


テシプール


他のMAO-B阻害薬との併用により、高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれ、さらに死亡例も報告されている。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、2〜3日間の間隔を置くこと。


機序は不明であるが、相加・相乗作用のおそれがある。


選択的セロトニン再取り込み阻害薬


フルボキサミンマレイン酸塩


ルボックスデプロメール


パロキセチン塩酸塩水和物


パキシル


セルトラリン塩酸塩


ジェイゾロフト


エスシタロプラムシュウ酸塩


レクサプロ


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、フルボキサミンマレイン酸塩は少なくとも7日間、パロキセチン塩酸塩水和物、セルトラリン塩酸塩及びエスシタロプラムシュウ酸塩は少なくとも14日間の間隔を置くこと。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬


ボルチオキセチン臭化水素酸塩


トリンテリックス


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬


ミルナシプラン塩酸塩


トレドミン


デュロキセチン塩酸塩


サインバルタ


ベンラファキシン塩酸塩


イフェクサー


重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、ミルナシプラン塩酸塩は2〜3日間、デュロキセチン塩酸塩は少なくとも5日間、ベンラファキシン塩酸塩は少なくとも7日間の間隔を置くこと。


モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬


アトモキセチン塩酸塩


ストラテラ


重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに少なくとも14日間の間隔を置くこと。


モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


リスデキサンフェタミンメシル酸塩


ビバンセ


メチルフェニデート塩酸塩


コンサータリタリン


メタンフェタミン塩酸塩


ヒロポン


マジンドール


サノレックス


高血圧クリーゼ等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。


モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬


ミルタザピン


レメロンリフレックス


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに少なくとも14日間の間隔を置くこと。


脳内ノルアドレナリン、セロトニンの神経伝達が増強され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


塩酸テトラヒドロゾリン・プレドニゾロン


コールタイジン


ナファゾリン硝酸塩


プリビナ


トラマゾリン塩酸塩


トラマゾリン


アプラクロニジン塩酸塩


アイオピジン


急激な血圧上昇を起こすおそれがある。


カテコールアミンの蓄積をおこし、左記薬剤の交感神経刺激作用を増強するおそれがある。


相互作用:併用注意

レボドパ含有製剤


ジスキネジア等のレボドパ由来の副作用が増強されるおそれがある。


脳内のドパミン濃度を上昇させる作用を有するため、併用によりドパミン濃度が更に高まるおそれがある。


トラゾドン塩酸塩


トラゾドン塩酸塩の中止直後に本剤を投与又は併用する場合には、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物


脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


脳内のセロトニン濃度を上昇させる作用を有するため、併用によりセロトニン濃度が更に高まるおそれがある。


交感神経刺激薬


エフェドリン塩酸塩メチルエフェドリン塩酸塩プソイドエフェドリン塩酸塩含有医薬品フェニルプロパノールアミン塩酸塩含有医薬品


高血圧クリーゼを含む血圧上昇が報告されている。


本剤のMAO-B選択性が低下した場合、交感神経刺激作用が増強されるおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有飲食物


脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


脳内のセロトニン濃度を上昇させる作用を有するため、併用によりセロトニン濃度が更に高まるおそれがある。


CYP1A2阻害薬


シプロフロキサシン


本剤の血中濃度が上昇する可能性があるため、低用量での投与も考慮すること。


シプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。


CYP1A2誘導薬


タバコ(喫煙)フェニトイン


本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


CYP1A2を誘導するため、本剤のクリアランスを増加させる可能性がある。


チラミンを多く含有する飲食物


チーズビール赤ワイン等


チラミン含有量の高い飲食物を摂取した患者において、高血圧クリーゼを含む血圧上昇が報告されている。


本剤のMAO-B選択性が低下した場合、チラミンの代謝が抑制されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 起立性低血圧(2.4%)

-パーキンソン病患者では運動機能障害による転倒のリスクが高く、起立性低血圧があらわれた場合には、転倒により骨折又は外傷に至るおそれがある。2: 傾眠(1.4%)、突発的睡眠(0.4%)

-日中に傾眠があらわれることがあり、さらに前兆のない突発的睡眠があらわれることもある。3: 幻覚(2.7%)

-幻覚、幻視、せん妄、幻聴、錯覚、失見当識等の精神症状があらわれることがある。4: 衝動制御障害(0.1%)

-病的賭博、病的性欲亢進、強迫性購買、暴食等の衝動制御障害があらわれることがある。5: セロトニン症候群(頻度不明)

-不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、ミオクロヌス、発汗、頻脈等のセロトニン症候群が疑われる症状が認められた場合には、投与を中止し、体温冷却及び補液等の全身管理とともに、適切な処置を行うこと。6: 悪性症候群(頻度不明)

-急激な減量又は中止により、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。また、本症発現時には白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることもある。このような症状が認められた場合には、体温冷却及び補液等の全身管理とともに、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


精神神経系 -ジスキネジア-頭痛、めまい、ジストニア、異常な夢-うつ病、平衡障害、錯乱
消化器 -悪心・嘔吐、便秘、腹痛、口内乾燥-鼓腸
筋・骨格系 -関節痛、関節炎、筋骨格痛、頚部痛
心血管系 -狭心症、心筋梗塞-脳血管発作
その他 -転倒、皮疹、食欲減退、結膜炎、発熱、体重減少、アレルギー、倦怠感、水疱性皮疹、白血球減少症、インフルエンザ-鼻炎、尿意切迫、手根管症候群、皮膚癌、悪性黒色腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,115,575 0 0 0 3,674 64,095 287,990 700,466 1,370,422 659,259 29,669 0
女性 2,865,931 0 0 0 3,116 37,210 191,538 589,415 1,326,496 679,578 38,578 0
合計 5,984,682 0 0 0 6,790 101,305 479,528 1,289,881 2,696,918 1,338,837 68,247 0
男性 3,115,575 0 0 0 3,674 64,095 287,990 700,466 1,370,422 659,259 29,669 0
女性 2,865,931 0 0 0 3,116 37,210 191,538 589,415 1,326,496 679,578 38,578 0
合計 5,984,682 0 0 0 6,790 101,305 479,528 1,289,881 2,696,918 1,338,837 68,247 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道204,454
東北463,918
関東1,754,744
中部1,021,093
近畿1,260,408
中国・四国609,126
九州670,941
合計5,984,682
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道204,454
北東北104,390
南東北263,616
北関東291,837
南関東1,462,907
甲信越260,368
北陸147,233
東海705,487
関西1,168,413
中国409,874
四国199,252
北九州501,862
南九州116,100
沖縄105,958
合計5,984,682
都道府県別
都道府県名 合計
北海道204,454
青森県56,762
岩手県95,912
宮城県120,006
秋田県47,628
山形県60,954
福島県82,656
茨城県126,357
栃木県98,856
群馬県66,624
埼玉県274,325
千葉県227,390
東京都571,206
神奈川県389,986
新潟県82,184
富山県63,388
石川県60,000
福井県23,845
山梨県51,002
長野県127,182
岐阜県98,530
静岡県165,556
愛知県349,406
三重県91,995
滋賀県101,924
京都府164,037
大阪府478,134
兵庫県290,266
奈良県68,594
和歌山県65,458
鳥取県53,104
島根県52,010
岡山県88,714
広島県119,194
山口県96,852
徳島県43,186
香川県69,906
愛媛県50,746
高知県35,414
福岡県241,148
佐賀県41,196
長崎県83,542
熊本県93,230
大分県42,746
宮崎県32,262
鹿児島県83,838
沖縄県52,979
合計5,984,682
更新予告まとめ