薬剤詳細データ

一般名

ピパンペロン塩酸塩

製品名

プロピタン錠50mg

薬効名

精神神経用剤

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薬剤名

プロピタン錠50mg

yj-code

1179006F1031

添付文書No

1179006F1031_2_04

改定年月

2024-10

第5版

一般名

ピパンペロン塩酸塩

薬効分類名

ブチロフェノン系統合失調症治療剤


用法・用量

通常、成人にはピパンペロン塩酸塩として、最初1~2週間は1日50~150mg、以後漸増し、1日150~600mgを3回にわけて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈参考:製剤換算表〉 販売名 成人1日量(通常) 最初1~2週間 最初1~2週間以後 プロピタン錠50mg 1~3錠 3~12錠

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧降下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。


相互作用:併用注意

アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧降下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されるおそれがある。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること。


本剤およびこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。


アルコール


飲酒により相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性の悪性症候群(Syndrome malin)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


抗ドパミン作用を有する薬剤


ベンザミド系薬剤


メトクロプラミド


スルピリド


チアプリド等


ドンペリドン等


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現することがある。


併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン作用を有する。


ドパミン作動薬


レボドパ製剤


ブロモクリプチン等


これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡することがある。2: 腸管麻痺(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。3: 突然死(頻度不明)

-原因不明の突然死が起きることがある。4: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。5: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

6: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧降下-頻脈-心電図変化(QT間隔の延長、T波の変化等)
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)-アカシジア(静坐不能)、ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作等)-長期投与による口周部等の不随意運動
眼 -眼の調節障害-長期又は大量投与による角膜・水晶体の混濁、角膜等の色素沈着
皮膚 -光線過敏症
過敏症 -発疹-瘙痒
消化器 -悪心・嘔吐、食欲不振、便秘、腹痛
内分泌 -体重増加-月経異常、乳汁分泌、高プロラクチン血症、女性型乳房
精神神経系 -焦躁感、不眠、眠気、眩暈、頭痛・頭重-興奮
その他 -倦怠感-口渇、鼻閉

薬剤名

プロピタン錠50mg

yj-code

1179006F1031

添付文書No

1179006F1031_2_04

改定年月

2024-10

第5版

一般名

ピパンペロン塩酸塩

薬効分類名

ブチロフェノン系統合失調症治療剤


用法・用量

通常、成人にはピパンペロン塩酸塩として、最初1~2週間は1日50~150mg、以後漸増し、1日150~600mgを3回にわけて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈参考:製剤換算表〉 販売名 成人1日量(通常) 最初1~2週間 最初1~2週間以後 プロピタン錠50mg 1~3錠 3~12錠

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧降下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。


相互作用:併用注意

アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧降下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されるおそれがある。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること。


本剤およびこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。


アルコール


飲酒により相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


リチウム


心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性の悪性症候群(Syndrome malin)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


抗ドパミン作用を有する薬剤


ベンザミド系薬剤


メトクロプラミド


スルピリド


チアプリド等


ドンペリドン等


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現することがある。


併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン作用を有する。


ドパミン作動薬


レボドパ製剤


ブロモクリプチン等


これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡することがある。2: 腸管麻痺(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。3: 突然死(頻度不明)

-原因不明の突然死が起きることがある。4: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。5: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

6: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧降下-頻脈-心電図変化(QT間隔の延長、T波の変化等)
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等)-アカシジア(静坐不能)、ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作等)-長期投与による口周部等の不随意運動
眼 -眼の調節障害-長期又は大量投与による角膜・水晶体の混濁、角膜等の色素沈着
皮膚 -光線過敏症
過敏症 -発疹-瘙痒
消化器 -悪心・嘔吐、食欲不振、便秘、腹痛
内分泌 -体重増加-月経異常、乳汁分泌、高プロラクチン血症、女性型乳房
精神神経系 -焦躁感、不眠、眠気、眩暈、頭痛・頭重-興奮
その他 -倦怠感-口渇、鼻閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 806,254 0 2,461 10,687 43,067 167,561 223,070 179,818 154,495 23,047 2,048 0
女性 756,119 0 5,294 30,932 44,556 119,284 187,201 153,835 155,004 53,861 6,152 0
合計 1,564,207 0 7,755 41,619 87,623 286,845 410,271 333,653 309,499 76,908 8,200 0
男性 806,254 0 2,461 10,687 43,067 167,561 223,070 179,818 154,495 23,047 2,048 0
女性 756,119 0 5,294 30,932 44,556 119,284 187,201 153,835 155,004 53,861 6,152 0
合計 1,564,207 0 7,755 41,619 87,623 286,845 410,271 333,653 309,499 76,908 8,200 0
男性 806,254 0 2,461 10,687 43,067 167,561 223,070 179,818 154,495 23,047 2,048 0
女性 756,119 0 5,294 30,932 44,556 119,284 187,201 153,835 155,004 53,861 6,152 0
合計 1,564,207 0 7,755 41,619 87,623 286,845 410,271 333,653 309,499 76,908 8,200 0
男性 806,254 0 2,461 10,687 43,067 167,561 223,070 179,818 154,495 23,047 2,048 0
女性 756,119 0 5,294 30,932 44,556 119,284 187,201 153,835 155,004 53,861 6,152 0
合計 1,564,207 0 7,755 41,619 87,623 286,845 410,271 333,653 309,499 76,908 8,200 0
男性 806,254 0 2,461 10,687 43,067 167,561 223,070 179,818 154,495 23,047 2,048 0
女性 756,119 0 5,294 30,932 44,556 119,284 187,201 153,835 155,004 53,861 6,152 0
合計 1,564,207 0 7,755 41,619 87,623 286,845 410,271 333,653 309,499 76,908 8,200 0
男性 806,254 0 2,461 10,687 43,067 167,561 223,070 179,818 154,495 23,047 2,048 0
女性 756,119 0 5,294 30,932 44,556 119,284 187,201 153,835 155,004 53,861 6,152 0
合計 1,564,207 0 7,755 41,619 87,623 286,845 410,271 333,653 309,499 76,908 8,200 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道68,534
東北29,791
関東886,822
中部172,079
近畿59,466
中国・四国99,733
九州247,782
合計1,564,207
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道68,534
北東北3,840
南東北24,631
北関東201,138
南関東685,684
甲信越77,867
北陸39,837
東海61,511
関西52,330
中国55,719
四国44,014
北九州199,751
南九州41,981
沖縄12,100
合計1,564,207
都道府県別
都道府県名 合計
北海道68,534
青森県2,092
岩手県1,320
宮城県15,013
秋田県1,748
山形県7,505
福島県2,113
茨城県57,453
栃木県26,987
群馬県116,698
埼玉県81,776
千葉県440,692
東京都122,924
神奈川県40,292
新潟県23,016
富山県19,104
石川県15,360
福井県5,373
山梨県18,032
長野県36,819
岐阜県2,846
静岡県14,606
愛知県36,923
三重県7,136
滋賀県1,594
京都府3,892
大阪府16,821
兵庫県22,872
奈良県5,327
和歌山県1,824
鳥取県12,597
島根県20,994
岡山県16,799
広島県3,568
山口県1,761
徳島県18,526
香川県9,109
愛媛県9,887
高知県6,492
福岡県157,681
佐賀県20,894
長崎県4,343
熊本県10,697
大分県6,136
宮崎県14,696
鹿児島県27,285
沖縄県6,050
合計1,564,207
更新予告まとめ