薬剤詳細データ

一般名

【般】ミルナシプラン塩酸塩錠25mg

製品名

ミルナシプラン塩酸塩錠25mg「サワイ」

薬効名

精神神経用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ミルナシプラン塩酸塩錠25mg「サワイ」

yj-code

1179040F2094

添付文書No

1179040F1098_1_18

改定年月

2024-01

第1版

一般名

ミルナシプラン塩酸塩

薬効分類名

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)


用法・用量

通常、成人には、ミルナシプラン塩酸塩として1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高齢者には、1日25mgを初期用量とし、1日60mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する。

効能・効果

うつ病・うつ状態

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)


他の抗うつ剤で併用により発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることが報告されている。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切り替えるときは2~3日間の間隔をおくことが望ましい。


主にモノアミン酸化酵素阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられている。


相互作用:併用注意

アルコール


他の抗うつ剤で相互に作用を増強することが報告されている。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


相互に作用を増強するおそれがある。


機序は不明。


降圧剤


クロニジン等


降圧剤の作用を減弱する可能性があるので、観察を十分に行うこと。


本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用によると考えられる。


炭酸リチウム


他の抗うつ剤で併用によりセロトニン症候群があらわれることが報告されている。


機序は不明。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタンコハク酸塩等


他の抗うつ剤で併用により高血圧、冠動脈収縮があらわれることが報告されている。


本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。


リスデキサンフェタミンメシル酸塩


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。


メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強される。


ジゴキシン


ジゴキシンの静脈内投与との併用により起立性低血圧、頻脈があらわれたとの報告がある。


機序は不明。


アドレナリンノルアドレナリン


これらの薬剤(特に注射剤)との併用により、心血管作用(血圧上昇等)を増強するおそれがある。


本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりアドレナリン作用が増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる悪性症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。2: セロトニン症候群(頻度不明)

-激越、錯乱、発汗、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、戦慄、頻脈、振戦、発熱、協調異常等が認められた場合には、投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。3: 痙攣(0.1%未満)

4: 白血球減少(頻度不明)

-血液検査等の観察を十分に行うこと。5: 重篤な皮膚障害(頻度不明)

-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等の重篤な皮膚障害があらわれることがある。発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム増加、高張尿、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群があらわれることがあるので、食欲不振、頭痛、嘔気、嘔吐、全身倦怠感等があらわれた場合には電解質の測定を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、水分摂取制限等の適切な処置を行うこと。7: 肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。8: 高血圧クリーゼ(頻度不明)

-血圧の推移等に十分注意しながら投与すること。

副作用:その他副作用


循環器 -起立性低血圧、頻脈、動悸、血圧上昇-血圧低下、上室性頻拍
精神神経系 -眠気、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、振戦、視調節障害、躁転、焦躁感、知覚減退(しびれ感等)、不眠、頭がボーッとする、筋緊張亢進、アカシジア・口部ジスキネジア・パーキンソン様症状等の錐体外路障害、不安-幻覚、せん妄、被注察感、聴覚過敏、自生思考
過敏症 -発疹、そう痒感
消化器 -悪心・嘔吐、便秘-口渇、腹痛、腹部膨満感、胸やけ、味覚異常、舌異常、食欲不振、食欲亢進、口内炎、下痢-飲水量増加
肝臓 -AST、ALT、γ-GTPの上昇
泌尿器 -排尿障害、頻尿、尿蛋白陽性-尿失禁
その他 -倦怠感、発汗、熱感、発熱、悪寒、冷感、耳鳴、息苦しい、性機能異常(勃起力減退、射精障害、精巣痛、精液漏等)、トリグリセライドの上昇-鼻閉、関節痛、浮腫、CK上昇、脱力感、胸痛-脱毛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,649,037 0 10,203 89,034 189,067 653,904 839,238 513,552 247,349 91,580 15,110 0
女性 3,076,168 0 16,764 120,245 248,519 486,924 693,842 536,798 526,888 341,990 100,552 3,646
合計 5,725,458 0 26,967 209,279 437,586 1,140,828 1,533,080 1,050,350 774,237 433,570 115,662 3,646
男性 2,649,037 0 10,203 89,034 189,067 653,904 839,238 513,552 247,349 91,580 15,110 0
女性 3,076,168 0 16,764 120,245 248,519 486,924 693,842 536,798 526,888 341,990 100,552 3,646
合計 5,725,458 0 26,967 209,279 437,586 1,140,828 1,533,080 1,050,350 774,237 433,570 115,662 3,646
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道366,692
東北556,815
関東2,311,105
中部965,416
近畿606,081
中国・四国466,167
九州453,179
合計5,725,458
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道366,692
北東北120,337
南東北362,567
北関東269,640
南関東2,041,465
甲信越354,393
北陸98,497
東海577,619
関西540,988
中国315,688
四国150,479
北九州324,366
南九州101,402
沖縄54,822
合計5,725,458
都道府県別
都道府県名 合計
北海道366,692
青森県22,151
岩手県73,911
宮城県145,698
秋田県98,186
山形県100,108
福島県116,761
茨城県129,318
栃木県56,424
群馬県83,898
埼玉県401,931
千葉県257,825
東京都802,255
神奈川県579,454
新潟県186,252
富山県44,780
石川県42,949
福井県10,768
山梨県45,603
長野県122,538
岐阜県53,132
静岡県196,498
愛知県262,896
三重県65,093
滋賀県46,465
京都府32,671
大阪府254,741
兵庫県143,762
奈良県47,218
和歌山県16,131
鳥取県18,232
島根県60,256
岡山県56,337
広島県139,627
山口県41,236
徳島県28,243
香川県28,563
愛媛県48,637
高知県45,036
福岡県135,888
佐賀県40,420
長崎県21,342
熊本県75,122
大分県51,594
宮崎県58,638
鹿児島県42,764
沖縄県27,411
合計5,725,458
更新予告まとめ