薬剤詳細データ

一般名

ロクロニウム臭化物

製品名

ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「マルイシ」

薬効名

非脱分極性麻酔用筋弛緩剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「マルイシ」

yj-code

1229405A2040

添付文書No

1229405A1044_1_05

改定年月

2024-02

第1版

一般名

ロクロニウム臭化物

薬効分類名

非脱分極性麻酔用筋弛緩剤


用法・用量

通常、成人には挿管用量としてロクロニウム臭化物0.6mg/kgを静脈内投与し、術中必要に応じて0.1~0.2mg/kgを追加投与する。持続注入により投与する場合は、7μg/kg/分の投与速度で持続注入を開始する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、挿管用量の上限は0.9mg/kgまでとする。

効能・効果

麻酔時の筋弛緩、気管挿管時の筋弛緩

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

スキサメトニウム塩化物水和物


スキサメトニウム投与後に本剤を投与すると、本剤の筋弛緩作用が増強されることがある。また本剤投与後、スキサメトニウムを投与すると本剤の作用が増強又は減弱される。


脱分極性の筋弛緩剤との併用により本剤の作用が増強されると考えられるが、減弱の機序については不明である。


他の非脱分極性筋弛緩剤


本剤と他の非脱分極性筋弛緩剤との投与順により、本剤の筋弛緩作用が減弱あるいは、増強することがある。


作用持続時間の異なる非脱分極性筋弛緩剤を逐次使用した場合、最初に使用した筋弛緩剤の作用が影響する。


吸入麻酔剤


イソフルラン


セボフルラン


ハロタン


エーテル等


リチウム塩製剤


本剤の筋弛緩作用が増強されることがあるので、併用する場合には減量するなど注意すること。


筋弛緩作用を有する。


カリウム排泄型利尿剤


フロセミド


チアジド系


本剤の筋弛緩作用が増強されることがあるので、併用する場合には減量するなど注意すること。


低カリウム血症により本剤の作用が増強されることがある。


MAO阻害剤


プロタミン製剤


不整脈用剤


β-遮断薬


メトロニダゾール


カルシウム拮抗剤


シメチジン


ブピバカイン


本剤の筋弛緩作用が増強されることがあるので、併用する場合には減量するなど注意すること。


機序不明


抗生物質


アミノグリコシド系


リンコマイシン系


ポリペプチド系


アシルアミノペニシリン系


マグネシウム塩製剤


キニジン


キニーネ


本剤の筋弛緩作用が増強されることがあるので、併用する場合には減量するなど注意すること。また、これらの薬剤を術後に投与した場合、本剤の筋弛緩作用が再発現(再クラーレ化)することがある。


これらの薬剤は筋弛緩作用を有するため作用が増強されると考えられている。再クラーレ化については機序不明である。


フェニトイン


術中の静脈内投与により本剤の筋弛緩作用が増強されることがあるので、併用する場合は注意すること。


機序不明


塩化カルシウム製剤


塩化カリウム製剤


本剤の筋弛緩作用が減弱されることがある。


Ca2+及びK+は骨格筋の収縮に関与している。


プロテアーゼ阻害剤


ガベキサート


ウリナスタチン


本剤の筋弛緩作用が減弱されることがある。


機序不明


副腎皮質ホルモン剤


抗てんかん剤


カルバマゼピン


フェニトイン


長期前投与により、本剤の筋弛緩作用が減弱されることがある。


機序不明


リドカイン


本剤の筋弛緩作用が増強される及びリドカインの作用発現が早まることがあるので、併用する場合には減量するなど注意すること。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(気道内圧上昇、血圧低下、頻脈、全身発赤等)を起こすことがある。2: 遷延性呼吸抑制(頻度不明)

3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。4: 気管支痙攣(頻度不明)

副作用:その他副作用


神経系障害 -浮動性めまい
心臓障害 -徐脈、洞性徐脈、心室性期外収縮
血管障害 -低血圧、潮紅
胃腸障害 -上腹部痛
皮膚及び皮下組織障害 -接触性皮膚炎、発疹-発赤
全身障害及び投与局所様態 -注射部位紅斑-疼痛*
臨床検査 -心拍数増加、血圧上昇、血圧低下、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中ビリルビン増加、白血球数減少、白血球数増加、血小板数減少、血小板数増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中アルカリホスファターゼ減少、血中コレステロール増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
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三重県0
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京都府0
大阪府0
兵庫県0
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和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ