薬剤詳細データ 一般名 ベラパミル塩酸塩 製品名 ベラパミル塩酸塩静注5mg「NIG」 薬効名 Ca++拮抗性不整脈治療剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ベラパミル塩酸塩静注5mg「NIG」 yj-code 2129402A1066 添付文書No 2129402A1066_1_02 改定年月 2024-01 版 第1版 一般名 ベラパミル塩酸塩 薬効分類名 Ca++拮抗性不整脈治療剤 用法・用量 成人:通常、成人には1回1管(ベラパミル塩酸塩として5mg)を、必要に応じて生理食塩水又はブドウ糖注射液で希釈し、5分以上かけて徐々に静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 小児:通常、小児にはベラパミル塩酸塩として1回0.1~0.2mg/kg(ただし、1回5mgを超えない)を、必要に応じて生理食塩水又はブドウ糖注射液で希釈し、5分以上かけて徐々に静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 効能・効果 頻脈性不整脈(発作性上室性頻拍、発作性心房細動、発作性心房粗動) 相互作用:併用禁忌 静注用β-遮断剤プロプラノロール塩酸塩(インデラル)心機能の低下や徐脈があらわれることがある。β-遮断剤は本剤と同様に陰性変力作用や徐脈作用を有し、両者の心抑制作用が相互に増強される。 相互作用:併用注意 血圧降下剤血圧の低下が増強することがある。本剤と血圧降下剤の血管拡張作用が増強される。β-遮断剤(経口・点眼剤)ラウオルフィア製剤心機能の低下や徐脈があらわれることがある。自覚症状、心電図等に注意し、異常が認められた場合には、本剤又は相手薬剤を減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。本剤は陰性変力作用や房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、両者の心抑制作用が相互に増強される。特にジギタリス製剤との3剤併用時には注意すること。抗不整脈剤キニジン硫酸塩水和物プロカインアミド塩酸塩リドカインピルシカイニド塩酸塩水和物フレカイニド酢酸塩等低カリウム血症を起こすおそれがある薬剤利尿剤等徐脈、房室ブロックがあらわれることがあり、高度の不整脈に発展させることがある。自覚症状、心電図等に注意し、異常が認められた場合には、本剤又は相手薬剤を減量又は中止すること。相加的な抗不整脈作用の増強や低カリウム血症により催不整脈作用が生じる。ジギタリス製剤ジゴキシンメチルジゴキシン等高度の徐脈、房室ブロック等の徐脈性不整脈があらわれることがある。また、これらの不整脈を含めたジギタリスの血中濃度上昇による中毒症状(悪心・嘔吐、食欲不振、頭痛、疲労、倦怠感等)があらわれることがある。定期的に心電図検査を行い、ジギタリスの中毒症状の有無を確認し、必要に応じてジギタリスの血中濃度を測定する。異常が認められた場合には、両剤を減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。相加的な房室結節・洞結節抑制作用の増強やジギタリスの心刺激作用により不整脈が生じる。特にβ-遮断剤との3剤併用時には注意すること。また、ジギタリスの血中濃度の上昇は本剤のジギタリスの腎排泄抑制によるものと考えられる。ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩本薬の経口剤では、ダビガトランの抗凝固作用が増強することがある。本薬の経口剤において、ダビガトランの血中濃度を上昇させるとの報告がある。吸入麻酔薬心機能の低下や徐脈があらわれることがある。脈拍数、心電図等に注意し、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。本剤は陰性変力作用や房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、両剤の心抑制作用が相互に増強される。リトナビル本剤のAUCが3倍を超えることが予測されるので、本剤を減量するとともに血中濃度のモニターや診察の回数を増やすなど慎重に投与すること。相手薬剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度を上昇させる。インジナビル硫酸塩エタノール付加物アタザナビル硫酸塩キヌプリスチン・ダルホプリスチン本剤の血中濃度が上昇し、副作用を増強するおそれがある。相手薬剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度を上昇させる。イトラコナゾールミコナゾール本剤の血中濃度を上昇させることがある。相手薬剤のチトクロームP450(CYP3A4)の阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度を上昇させる。アプリンジン塩酸塩アプリンジンの血中濃度が上昇することがある。異常が認められた場合には、アプリンジンを減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。カルバマゼピンカルバマゼピンの血中濃度が上昇し、中毒症状(めまい、頭痛等)があらわれることがある。カルバマゼピンの血中濃度に注意し、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。ミダゾラムミダゾラムの血中濃度が上昇することがある。異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。セレギリン塩酸塩セレギリンの作用を増強し、毒性が大幅に増強する可能性がある。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。シクロスポリンシクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。シクロスポリンの血中濃度に注意し、異常が認められた場合には、シクロスポリンを減量又は中止すること。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。パクリタキセルパクリタキセルの血中濃度が上昇することがある。異常が認められた場合には、パクリタキセルを減量、投与間隔を延長又は中止するなど適切な処置を行うこと。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。ビノレルビン酒石酸塩ビノレルビンの血中濃度が上昇することがある。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。ゲフィチニブゲフィチニブの血中濃度が上昇し、副作用を増強するおそれがある。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。エレトリプタン臭化水素酸塩エレトリプタンの血中濃度が上昇することがある。本剤によるチトクロームP450(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、相手薬剤の血中濃度を上昇させる。テオフィリンアミノフィリン水和物コリンテオフィリンテオフィリンの血中濃度が上昇することがある。テオフィリンの血中濃度に注意し、異常が認められた場合には、テオフィリン製剤を減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。本剤による肝薬物代謝酵素阻害作用により、テオフィリンのクリアランスが低下するため、テオフィリンの血中濃度を上昇させる。リファンピシンフェニトインフェノバルビタール本剤の作用が減弱することがある。相手薬剤のチトクロームP450(CYP3A4)の誘導作用により、本剤の血中濃度を低下させる。ダントロレンナトリウム高カリウム血症や心機能低下が生じることがある。機序は不明である。 副作用:重大な副作用 副作用:その他副作用 循環器 -血圧低下、心室性期外収縮、洞停止、房室ブロック、徐脈、上室性期外収縮、心室性頻拍-脚ブロック、洞房ブロック、一過性心停止消化器 -悪心、嘔吐-口渇内分泌 -血中プロラクチンの上昇、男性における血中黄体形成ホルモン・血中テストステロンの低下肝臓 -AST、ALTの上昇等その他 -胸痛-頭痛、顔面のほてり、臭気感 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0