薬剤詳細データ

一般名

【般】イミダプリル塩酸塩錠2.5mg

製品名

タナトリル錠2.5 2.5mg

薬効名

血圧降下剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

タナトリル錠2.5

yj-code

2144008F1021

添付文書No

2144008F1021_1_23

改定年月

2023-05

第1版

一般名

イミダプリル塩酸塩錠

薬効分類名

アンジオテンシン変換選択性阻害剤


用法・用量

〈高血圧症、腎実質性高血圧症〉 通常、成人にはイミダプリル塩酸塩として5~10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、重症高血圧症、腎障害を伴う高血圧症又は腎実質性高血圧症の患者では2.5mgから投与を開始することが望ましい。 〈1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症〉 通常、成人にはイミダプリル塩酸塩として5mgを1日1回経口投与する。ただし、重篤な腎障害を伴う患者では2.5mgから投与を開始することが望ましい。

効能・効果

高血圧症 腎実質性高血圧症 1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症

相互作用:併用禁忌

デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行


リポソーバー®


イムソーバTR®


セルソーバ®等


ショックを起こすことがある。


陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の産生が亢進し、さらに本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられて、ブラジキニンが蓄積すると考えられる。


アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析(AN69®)


アナフィラキシーを発現することがある。


多価イオン体であるAN69®により血中キニン系の産生が亢進し、さらに本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられて、ブラジキニンが蓄積すると考えられる。


アリスキレンフマル酸塩(ラジレス)(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物(エンレスト)


血管浮腫があらわれるおそれがある。左記薬剤を投与する場合は、本剤を少なくとも36時間前に中止すること。また、左記薬剤の投与終了後に本剤を投与する場合は、36時間以上の間隔をあけること。


併用により相加的にブラジキニンの分解を抑制し、血管浮腫のリスクを増加させる可能性がある。


相互作用:併用注意

カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン


トリアムテレン等


カリウム補給剤


塩化カリウム等


血清カリウム値が上昇することがある。併用する場合は血清カリウム値に注意すること。


本剤はアンジオテンシンⅡ産生を抑制し、アルドステロンの分泌を低下させるため、カリウム排泄を減少させると考えられる。腎機能障害のある患者には特に注意する。


アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


利尿降圧剤


トリクロルメチアジド


ヒドロクロロチアジド等


利尿降圧剤で治療中の患者(特に最近利尿降圧剤投与を開始した患者)に本剤を初めて投与する場合、降圧作用が増強するおそれがあるので少量より投与するなど慎重に投与すること。


利尿剤の投与は血漿レニン活性を上昇させているため、本剤の投与により急激な血圧低下を起こすと考えられる。


リチウム製剤


炭酸リチウム


リチウム中毒(眠気、振戦、錯乱等)を起こすことがある。定期的にリチウムの血中濃度を測定し、異常があれば減量もしくは投与中止する。


腎尿細管におけるリチウムの再吸収を促進すると考えられる。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


定期的に血圧を観察し、適切な処置をとる。


非ステロイド性抗炎症剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用を減弱させると考えられる。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


非ステロイド性抗炎症剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。


カリジノゲナーゼ製剤


過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。


本剤のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼ製剤のキニン産生作用により、血管平滑筋の弛緩が増強すると考えられる。


他の降圧作用を有する薬剤


降圧剤


硝酸剤等


定期的に血圧を測定し、両剤の用量を調節する。


相加的に作用(降圧作用)を増強させると考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-呼吸困難を伴う顔面、舌、声門、喉頭の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン剤の投与及び気道確保等の適切な処置を行うこと。2: 血小板減少(0.1%未満)、汎血球減少(頻度不明)

3: 急性腎障害(頻度不明)、腎機能障害の増悪(0.1%未満)

-,4: 高カリウム血症(0.1%未満)

5: 紅皮症(剥脱性皮膚炎)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、天疱瘡様症状(いずれも頻度不明)

-紅斑、水疱、そう痒、発熱、粘膜疹等があらわれた場合には投与を中止すること。6: 膵炎(頻度不明)

-血中のアミラーゼ、リパーゼの上昇等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


血液 -赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板、白血球の減少、好酸球増多
腎臓 -血清クレアチニン、BUNの上昇、蛋白尿
精神神経系 -頭痛、ふらつき、めまい、立ちくらみ、不眠-眠気
循環器 -動悸-低血圧
呼吸器 -咳、咽頭部異和感・不快感、痰-嗄声
消化器 -悪心、嘔吐、胃部不快感、腹痛、下痢-嘔気、食欲不振
肝臓 -AST、ALT、ALP、LDHの上昇-γ-GTPの上昇、黄疸
過敏症 -発疹、そう痒-光線過敏症、蕁麻疹
その他 -血清カリウムの上昇、口渇、CKの上昇、倦怠感、顔面潮紅-脱毛、しびれ、脱力感、低血糖、耳鳴、味覚異常、胸部不快感、疲労、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,331,547 7,345 12,048 8,620 11,845 38,809 120,104 219,618 449,388 393,386 76,443 1,286
女性 1,380,260 5,898 15,439 7,804 7,830 24,395 73,821 170,142 444,432 466,961 160,987 8,449
合計 2,726,754 13,243 27,487 16,424 19,675 63,204 193,925 389,760 893,820 860,347 237,430 9,735
男性 1,331,547 7,345 12,048 8,620 11,845 38,809 120,104 219,618 449,388 393,386 76,443 1,286
女性 1,380,260 5,898 15,439 7,804 7,830 24,395 73,821 170,142 444,432 466,961 160,987 8,449
合計 2,726,754 13,243 27,487 16,424 19,675 63,204 193,925 389,760 893,820 860,347 237,430 9,735
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道120,690
東北246,612
関東936,812
中部446,382
近畿420,387
中国・四国199,725
九州356,144
合計2,726,754
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道120,690
北東北94,637
南東北123,241
北関東103,978
南関東832,834
甲信越106,290
北陸65,923
東海293,681
関西400,875
中国136,035
四国63,690
北九州280,074
南九州53,988
沖縄44,164
合計2,726,754
都道府県別
都道府県名 合計
北海道120,690
青森県66,093
岩手県28,734
宮城県64,785
秋田県28,544
山形県17,367
福島県41,089
茨城県53,035
栃木県30,432
群馬県20,511
埼玉県144,488
千葉県82,417
東京都356,678
神奈川県249,251
新潟県45,406
富山県16,344
石川県22,710
福井県26,869
山梨県20,255
長野県40,629
岐阜県36,101
静岡県87,270
愛知県150,798
三重県19,512
滋賀県17,038
京都府42,869
大阪府192,775
兵庫県111,644
奈良県23,521
和歌山県13,028
鳥取県4,746
島根県18,576
岡山県30,589
広島県60,606
山口県21,518
徳島県16,452
香川県14,930
愛媛県17,238
高知県15,070
福岡県128,426
佐賀県19,833
長崎県43,295
熊本県68,734
大分県19,786
宮崎県24,586
鹿児島県29,402
沖縄県22,082
合計2,726,754
更新予告まとめ