薬剤詳細データ

一般名

【般】ニフェジピン徐放錠40mg(24時間持続)

製品名

アダラートCR錠40mg

薬効名

血管拡張剤

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薬剤名

アダラートCR錠40mg

yj-code

2171014G5025

添付文書No

2171014G3022_1_24

改定年月

2023-02

第1版

一般名

ニフェジピン

薬効分類名

持続性Ca拮抗剤(高血圧・狭心症治療剤)


用法・用量

〈高血圧症〉 通常、成人にはニフェジピンとして20〜40mgを1日1回経口投与する。ただし、1日10〜20mgより投与を開始し、必要に応じ漸次増量する。なお、1日40mgで効果不十分な場合には、1回40mg1日2回まで増量できる。 〈腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症〉 通常、成人にはニフェジピンとして20〜40mgを1日1回経口投与する。ただし、1日10〜20mgより投与を開始し、必要に応じ漸次増量する。 〈狭心症、異型狭心症〉 通常、成人にはニフェジピンとして40mgを1日1回経口投与する。なお、症状に応じ適宜増減するが、最高用量は1日1回60mgとする。

効能・効果

高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症 狭心症、異型狭心症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

他の降圧剤


レセルピン、メチルドパ水和物、プラゾシン塩酸塩等


相互に血圧低下作用を増強することがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下が認められた場合、本剤又は他の降圧剤を減量若しくは中止するなど適切な処置を行う。


薬理学的な相加・相乗作用によるものと考えられている。


β遮断剤


アテノロール、アセブトロール塩酸塩、プロプラノロール塩酸塩等


相互に作用を増強することがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下や心不全等の症状が認められた場合、本剤又はβ遮断剤を減量若しくは中止するなど適切な処置を行う。


薬理学的な相加・相乗作用によるものと考えられている。


ジゴキシン


ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。ジゴキシン中毒症状(悪心・嘔吐、頭痛、視覚異常、不整脈等)が認められた場合、症状に応じジゴキシンの用量を調節又は本剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。


機序は完全には解明されていないが、ジゴキシンの腎及び腎外クリアランスが減少するためと考えられている。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下や頻脈等の症状が認められた場合、本剤を減量又はシメチジンの投与を中止するなど適切な処置を行う。


シメチジンが肝血流量を低下させ、本剤の肝ミクロソームでの酵素代謝を抑制する一方で、胃酸を低下させ、本剤の吸収を増加させるためと考えられている。


ジルチアゼム


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量又はジルチアゼムの投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、ジルチアゼムが本剤の肝代謝(チトクロームP-450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。


トリアゾール系抗真菌剤


イトラコナゾール、フルコナゾール等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下や浮腫等の症状が認められた場合、本剤を減量又はトリアゾール系抗真菌剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、トリアゾール系抗真菌剤が本剤の肝代謝(チトクロームP-450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。


リファンピシンフェニトインカルバマゼピン


本剤の有効血中濃度が得られず、作用が減弱することがある。患者の状態を注意深く観察し、血圧上昇や狭心症発作の悪化等の症状が認められた場合、他剤への変更又はリファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピンの投与を中止するなど適切な処置を行う。


リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピンにより誘導された肝薬物代謝酵素(チトクロームP-450)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


タクロリムス


タクロリムスの血中濃度が上昇することがある。患者の状態を注意深く観察し、腎機能障害等の症状が認められた場合、タクロリムスの用量を調節又は本剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、本剤がタクロリムスの肝代謝(チトクロームP-450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。


シクロスポリン


歯肉肥厚があらわれやすいとの報告がある。患者の状態を注意深く観察し、歯肉肥厚が認められた場合、本剤又はシクロスポリンの投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、両剤の相加的な作用によるものと考えられている。


HIVプロテアーゼ阻害剤


サキナビル、リトナビル等


本剤のAUCが上昇することが予想される。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、本剤とこれらの薬剤の肝代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、競合的に拮抗し、本剤の代謝が阻害される可能性があると考えられている。


キヌプリスチン・ダルホプリスチン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。


キヌプリスチン・ダルホプリスチンが、CYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスを低下させるためと考えられている。


硫酸マグネシウム水和物(注射剤)


過度の血圧低下や神経筋伝達遮断の増強があらわれることがある。


併用により降圧作用や神経筋伝達遮断作用が増強されると考えられている。


グレープフルーツジュース


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。またグレープフルーツジュースとの同時服用をしないように注意する。


グレープフルーツジュースに含まれる成分が、CYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスを低下させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 紅皮症(はく脱性皮膚炎)(頻度不明)

2: 無顆粒球症、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。4: 意識障害(頻度不明)

-血圧低下に伴う一過性の意識障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


肝臓 -AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇-黄疸
腎臓 -BUN上昇、クレアチニン上昇
循環器 -顔面潮紅、熱感、潮紅、動悸、浮腫(下肢、顔面等)、頻脈、頻尿-のぼせ、血圧低下、起立性低血圧-胸部痛、発汗、悪寒
精神神経系 -頭痛、めまい、倦怠感、不眠、異常感覚-振戦-眠気、脱力感、筋痙攣、四肢しびれ感
消化器 -悪心・嘔吐、便秘、下痢、腹部不快感、胸やけ-口渇-上腹部痛、食欲不振、鼓腸
過敏症 -発疹、そう痒-光線過敏症、紫斑、血管浮腫
口腔 -歯肉肥厚
代謝異常 -高血糖
血液 -貧血-白血球減少-血小板減少
呼吸器 -呼吸困難、咳嗽、鼻出血、鼻閉
その他 -視力異常(霧視等)、関節痛-女性化乳房、眼痛、筋肉痛、関節腫脹、勃起不全

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 23,695,497 0 2,758 34,973 298,741 1,544,623 3,535,614 5,065,015 7,801,345 4,745,149 663,654 3,625
女性 16,402,300 0 0 8,974 102,423 485,919 1,257,740 2,117,730 5,156,396 5,651,922 1,593,228 27,968
合計 40,098,032 0 2,758 43,947 401,164 2,030,542 4,793,354 7,182,745 12,957,741 10,397,071 2,256,882 31,593
男性 23,695,497 0 2,758 34,973 298,741 1,544,623 3,535,614 5,065,015 7,801,345 4,745,149 663,654 3,625
女性 16,402,300 0 0 8,974 102,423 485,919 1,257,740 2,117,730 5,156,396 5,651,922 1,593,228 27,968
合計 40,098,032 0 2,758 43,947 401,164 2,030,542 4,793,354 7,182,745 12,957,741 10,397,071 2,256,882 31,593
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,043,558
東北4,265,804
関東15,956,896
中部5,390,765
近畿5,247,806
中国・四国3,224,447
九州3,968,755
合計40,098,032
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,043,558
北東北1,562,059
南東北2,313,924
北関東2,296,954
南関東13,659,942
甲信越1,734,696
北陸783,813
東海3,205,793
関西4,914,269
中国1,890,121
四国1,334,326
北九州3,008,904
南九州598,342
沖縄723,018
合計40,098,032
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,043,558
青森県709,524
岩手県389,821
宮城県1,088,527
秋田県852,535
山形県312,103
福島県913,294
茨城県1,192,298
栃木県690,252
群馬県414,404
埼玉県2,376,822
千葉県2,023,333
東京都5,504,783
神奈川県3,755,004
新潟県887,036
富山県348,767
石川県209,033
福井県226,013
山梨県289,091
長野県558,569
岐阜県543,784
静岡県997,838
愛知県1,330,634
三重県333,537
滋賀県400,713
京都府660,036
大阪府1,980,511
兵庫県1,313,059
奈良県336,715
和歌山県223,235
鳥取県203,100
島根県274,223
岡山県315,987
広島県818,603
山口県278,208
徳島県250,743
香川県433,955
愛媛県374,132
高知県275,496
福岡県1,169,480
佐賀県249,275
長崎県436,723
熊本県841,943
大分県311,483
宮崎県208,155
鹿児島県390,187
沖縄県361,509
合計40,098,032
更新予告まとめ