薬剤詳細データ

一般名

【般】タダラフィル錠20mg:AD

製品名

アドシルカ錠20mg

薬効名

その他の循環器官用薬

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薬剤名

アドシルカ錠20mg

yj-code

2190030F1029

添付文書No

2190030F1029_2_08

改定年月

2024-05

第4版

一般名

タダラフィル錠

薬効分類名

ホスホジエステラーゼ5阻害剤


用法・用量

通常、成人には1日1回タダラフィルとして40mgを経口投与する。

効能・効果

肺動脈性肺高血圧症

相互作用:併用禁忌

硝酸剤及びNO供与剤


ニトログリセリン


亜硝酸アミル


硝酸イソソルビド


ニコランジル等


,


併用により、降圧作用を増強するとの報告がある,,。


NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強する。


sGC刺激剤


リオシグアト(アデムパス)


併用により、血圧低下を起こすおそれがある。


併用により、細胞内cGMP濃度が増加し、全身血圧に相加的な影響を及ぼすおそれがある。


CYP3A4を強く阻害する薬剤


イトラコナゾール(イトリゾール)


リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ、パキロビッド)


アタザナビル(レイアタッツ)


インジナビル(クリキシバン)


ネルフィナビル(ビラセプト)


サキナビル(インビラーゼ)


ダルナビル含有製剤(プリジスタ、プレジコビックス)


クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)


テラプレビル(テラビック)


コビシスタット含有製剤(スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス)


エンシトレルビル(ゾコーバ)


,,


強いCYP3A4阻害作用を有するケトコナゾール(400mg/日:経口剤、国内未発売)との併用により、本剤(20mg)のAUC及びCmaxが312%及び22%増加するとの報告がある。また、リトナビル(200mg/1日2回投与)との併用により、本剤(20mg)のAUCが124%増加するとの報告がある。


CYP3A4を強く阻害することによりクリアランスが高度に減少し、本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。また、臨床試験では除外されている。


CYP3A4を強く誘導する薬剤


リファンピシン(リファジン)


フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)


カルバマゼピン(テグレトール)


フェノバルビタール(フェノバール)


リファンピシン(600mg/日)との併用により、本剤(10mg)のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下するとの報告がある。


CYP3A4誘導によるクリアランスの増加により本剤の血漿中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


相互作用:併用注意

CYP3A4を阻害する薬剤


ホスアンプレナビル


ジルチアゼム


エリスロマイシン


フルコナゾール


ベラパミル


グレープフルーツジュース等


本剤のAUC及びCmaxが増加するおそれがある。


CYP3A4阻害によるクリアランスの減少。


CYP3A4を誘導する薬剤


本剤のAUC及びCmaxが低下するおそれがある。


CYP3A4誘導によるクリアランスの増加。


ボセンタン


ボセンタン(125mg/1日2回投与)との10日間併用により、本剤(40mg)の10日目におけるAUC及びCmaxが初日と比べてそれぞれ41.5%及び26.6%低下するとの報告がある。本剤によるボセンタンのAUC及びCmaxに対する影響はみられなかった。


CYP3A4誘導によるクリアランスの増加により本剤の血漿中濃度が低下する。


α遮断剤


ドキサゾシン


テラゾシン等


ドキサゾシン(8mg)と本剤(20mg)の併用により、立位収縮期血圧及び拡張期血圧は最大それぞれ9.81mmHg及び5.33mmHg下降するとの報告がある。また、α遮断剤との併用で失神等の症状を伴う血圧低下を来したとの報告がある。


本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強するおそれがある。


降圧剤


アムロジピン


メトプロロール


エナラプリル


カンデサルタン等


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(単剤又は多剤)と本剤(20mg)の併用により、自由行動下収縮期血圧及び拡張期血圧は最大それぞれ8mmHg及び4mmHg下降するとの報告がある。


本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強するおそれがある。


カルペリチド


併用により降圧作用が増強するおそれがある。


本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強するおそれがある。


ビタミンK拮抗薬


ワルファリン


本剤(10及び20mg/日)との併用において、ワルファリン(25mg)の薬物動態及び抗凝固作用に対する影響は認められなかった,が、併用により出血の危険性が高まるおそれがある。


ビタミンK拮抗薬等の抗凝固療法を施行している患者では出血の危険性が高まるおそれがある。


ベルイシグアト


症候性低血圧を起こすおそれがある。治療上の有益性と危険性を十分に考慮し、治療上やむを得ないと判断された場合にのみ併用すること。


細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 過敏症(頻度不明)

-発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群等があらわれることがある。

副作用:その他副作用


循環器 -潮紅-ほてり、低血圧-失神-動悸、胸痛、心不全、心筋梗塞、心突然死、頻脈、高血圧、レイノー現象、血腫
感覚器 -霧視-眼充血、眼痛、結膜出血、視力低下、眼の異常感-回転性めまい、眼乾燥、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜静脈閉塞、視野欠損、視覚障害、中心性漿液性脈絡網膜症
消化器 -悪心、消化不良-下痢、胃食道逆流性疾患、嘔吐、上腹部痛、腹部不快感、胃炎-鼓腸-腹部膨満、腹痛、胃不快感、口内乾燥
肝臓 -AST増加
筋骨格 -筋痛、背部痛-四肢痛、筋痙縮、関節痛、筋骨格硬直-関節炎、四肢不快感
精神・神経系 -頭痛-浮動性めまい、睡眠障害-うつ病、下肢静止不能症候群、感覚鈍麻、錯感覚、片頭痛-脳卒中
泌尿・生殖器 -月経過多-持続勃起症、勃起延長
呼吸器 -鼻閉、鼻出血、呼吸困難-副鼻腔うっ血
皮膚 -発疹-そう痒症-多汗症
血液 -貧血、INR増加
その他 -末梢性浮腫、疲労、挫傷、疼痛-顔面浮腫、貪食細胞性組織球症-体重増加、食欲不振、腫脹、浮腫

薬剤名

アドシルカ錠20mg

yj-code

2190030F1029

添付文書No

2190030F1029_2_08

改定年月

2024-05

第4版

一般名

タダラフィル錠

薬効分類名

ホスホジエステラーゼ5阻害剤


用法・用量

通常、成人には1日1回タダラフィルとして40mgを経口投与する。

効能・効果

肺動脈性肺高血圧症

相互作用:併用禁忌

硝酸剤及びNO供与剤


ニトログリセリン


亜硝酸アミル


硝酸イソソルビド


ニコランジル等


,


併用により、降圧作用を増強するとの報告がある,,。


NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強する。


sGC刺激剤


リオシグアト(アデムパス)


併用により、血圧低下を起こすおそれがある。


併用により、細胞内cGMP濃度が増加し、全身血圧に相加的な影響を及ぼすおそれがある。


CYP3A4を強く阻害する薬剤


イトラコナゾール(イトリゾール)


リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ、パキロビッド)


アタザナビル(レイアタッツ)


インジナビル(クリキシバン)


ネルフィナビル(ビラセプト)


サキナビル(インビラーゼ)


ダルナビル含有製剤(プリジスタ、プレジコビックス)


クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)


テラプレビル(テラビック)


コビシスタット含有製剤(スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス)


エンシトレルビル(ゾコーバ)


,,


強いCYP3A4阻害作用を有するケトコナゾール(400mg/日:経口剤、国内未発売)との併用により、本剤(20mg)のAUC及びCmaxが312%及び22%増加するとの報告がある。また、リトナビル(200mg/1日2回投与)との併用により、本剤(20mg)のAUCが124%増加するとの報告がある。


CYP3A4を強く阻害することによりクリアランスが高度に減少し、本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。また、臨床試験では除外されている。


CYP3A4を強く誘導する薬剤


リファンピシン(リファジン)


フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)


カルバマゼピン(テグレトール)


フェノバルビタール(フェノバール)


リファンピシン(600mg/日)との併用により、本剤(10mg)のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下するとの報告がある。


CYP3A4誘導によるクリアランスの増加により本剤の血漿中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


相互作用:併用注意

CYP3A4を阻害する薬剤


ホスアンプレナビル


ジルチアゼム


エリスロマイシン


フルコナゾール


ベラパミル


グレープフルーツジュース等


本剤のAUC及びCmaxが増加するおそれがある。


CYP3A4阻害によるクリアランスの減少。


CYP3A4を誘導する薬剤


本剤のAUC及びCmaxが低下するおそれがある。


CYP3A4誘導によるクリアランスの増加。


ボセンタン


ボセンタン(125mg/1日2回投与)との10日間併用により、本剤(40mg)の10日目におけるAUC及びCmaxが初日と比べてそれぞれ41.5%及び26.6%低下するとの報告がある。本剤によるボセンタンのAUC及びCmaxに対する影響はみられなかった。


CYP3A4誘導によるクリアランスの増加により本剤の血漿中濃度が低下する。


α遮断剤


ドキサゾシン


テラゾシン等


ドキサゾシン(8mg)と本剤(20mg)の併用により、立位収縮期血圧及び拡張期血圧は最大それぞれ9.81mmHg及び5.33mmHg下降するとの報告がある。また、α遮断剤との併用で失神等の症状を伴う血圧低下を来したとの報告がある。


本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強するおそれがある。


降圧剤


アムロジピン


メトプロロール


エナラプリル


カンデサルタン等


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(単剤又は多剤)と本剤(20mg)の併用により、自由行動下収縮期血圧及び拡張期血圧は最大それぞれ8mmHg及び4mmHg下降するとの報告がある。


本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強するおそれがある。


カルペリチド


併用により降圧作用が増強するおそれがある。


本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強するおそれがある。


ビタミンK拮抗薬


ワルファリン


本剤(10及び20mg/日)との併用において、ワルファリン(25mg)の薬物動態及び抗凝固作用に対する影響は認められなかった,が、併用により出血の危険性が高まるおそれがある。


ビタミンK拮抗薬等の抗凝固療法を施行している患者では出血の危険性が高まるおそれがある。


ベルイシグアト


症候性低血圧を起こすおそれがある。治療上の有益性と危険性を十分に考慮し、治療上やむを得ないと判断された場合にのみ併用すること。


細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 過敏症(頻度不明)

-発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群等があらわれることがある。

副作用:その他副作用


循環器 -潮紅-ほてり、低血圧-失神-動悸、胸痛、心不全、心筋梗塞、心突然死、頻脈、高血圧、レイノー現象、血腫
感覚器 -霧視-眼充血、眼痛、結膜出血、視力低下、眼の異常感-回転性めまい、眼乾燥、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜静脈閉塞、視野欠損、視覚障害、中心性漿液性脈絡網膜症
消化器 -悪心、消化不良-下痢、胃食道逆流性疾患、嘔吐、上腹部痛、腹部不快感、胃炎-鼓腸-腹部膨満、腹痛、胃不快感、口内乾燥
肝臓 -AST増加
筋骨格 -筋痛、背部痛-四肢痛、筋痙縮、関節痛、筋骨格硬直-関節炎、四肢不快感
精神・神経系 -頭痛-浮動性めまい、睡眠障害-うつ病、下肢静止不能症候群、感覚鈍麻、錯感覚、片頭痛-脳卒中
泌尿・生殖器 -月経過多-持続勃起症、勃起延長
呼吸器 -鼻閉、鼻出血、呼吸困難-副鼻腔うっ血
皮膚 -発疹-そう痒症-多汗症
血液 -貧血、INR増加
その他 -末梢性浮腫、疲労、挫傷、疼痛-顔面浮腫、貪食細胞性組織球症-体重増加、食欲不振、腫脹、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 540,907 113,178 132,459 68,285 41,794 55,162 51,650 51,219 68,786 34,709 1,635 0
女性 1,222,210 102,560 113,795 71,635 136,001 167,340 185,422 188,087 207,936 109,280 10,899 0
合計 1,912,185 215,738 246,254 139,920 177,795 222,502 237,072 239,306 276,722 143,989 12,534 0
男性 540,907 113,178 132,459 68,285 41,794 55,162 51,650 51,219 68,786 34,709 1,635 0
女性 1,222,210 102,560 113,795 71,635 136,001 167,340 185,422 188,087 207,936 109,280 10,899 0
合計 1,912,185 215,738 246,254 139,920 177,795 222,502 237,072 239,306 276,722 143,989 12,534 0
男性 540,907 113,178 132,459 68,285 41,794 55,162 51,650 51,219 68,786 34,709 1,635 0
女性 1,222,210 102,560 113,795 71,635 136,001 167,340 185,422 188,087 207,936 109,280 10,899 0
合計 1,912,185 215,738 246,254 139,920 177,795 222,502 237,072 239,306 276,722 143,989 12,534 0
男性 540,907 113,178 132,459 68,285 41,794 55,162 51,650 51,219 68,786 34,709 1,635 0
女性 1,222,210 102,560 113,795 71,635 136,001 167,340 185,422 188,087 207,936 109,280 10,899 0
合計 1,912,185 215,738 246,254 139,920 177,795 222,502 237,072 239,306 276,722 143,989 12,534 0
男性 540,907 113,178 132,459 68,285 41,794 55,162 51,650 51,219 68,786 34,709 1,635 0
女性 1,222,210 102,560 113,795 71,635 136,001 167,340 185,422 188,087 207,936 109,280 10,899 0
合計 1,912,185 215,738 246,254 139,920 177,795 222,502 237,072 239,306 276,722 143,989 12,534 0
男性 540,907 113,178 132,459 68,285 41,794 55,162 51,650 51,219 68,786 34,709 1,635 0
女性 1,222,210 102,560 113,795 71,635 136,001 167,340 185,422 188,087 207,936 109,280 10,899 0
合計 1,912,185 215,738 246,254 139,920 177,795 222,502 237,072 239,306 276,722 143,989 12,534 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道67,957
東北101,938
関東632,904
中部283,899
近畿427,012
中国・四国161,314
九州237,161
合計1,912,185
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道67,957
北東北21,092
南東北68,052
北関東91,454
南関東541,450
甲信越62,710
北陸50,262
東海196,816
関西401,123
中国94,924
四国66,390
北九州160,604
南九州48,006
沖縄57,102
合計1,912,185
都道府県別
都道府県名 合計
北海道67,957
青森県10,866
岩手県12,794
宮城県30,722
秋田県10,226
山形県17,021
福島県20,309
茨城県48,049
栃木県24,342
群馬県19,063
埼玉県110,862
千葉県46,669
東京都264,240
神奈川県119,679
新潟県27,698
富山県20,246
石川県20,928
福井県9,088
山梨県10,239
長野県24,773
岐阜県29,289
静岡県44,005
愛知県97,633
三重県25,889
滋賀県36,810
京都府59,488
大阪府207,758
兵庫県72,284
奈良県7,360
和歌山県17,423
鳥取県15,502
島根県11,081
岡山県18,604
広島県35,354
山口県14,383
徳島県9,543
香川県13,344
愛媛県32,644
高知県10,859
福岡県74,715
佐賀県15,659
長崎県27,260
熊本県24,613
大分県18,357
宮崎県24,239
鹿児島県23,767
沖縄県28,551
合計1,912,185
更新予告まとめ