薬剤詳細データ

一般名

【般】ラベプラゾールNa錠10mg

製品名

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」

薬効名

消化性潰瘍用剤

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薬剤名

ラベプラゾールNa錠10mg「杏林」

yj-code

2329028F1082

添付文書No

2329028F1082_1_19

改定年月

2024-01

一般名

ラベプラゾールナトリウム

薬効分類名

プロトンポンプ阻害剤


用法・用量

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 〈逆流性食道炎〉 治療 逆流性食道炎の治療においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、8週間までの投与とする。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与することができる。ただし、1回20mg1日2回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る。 維持療法 再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては、1回10mgを1日2回経口投与することができる。 〈非びらん性胃食道逆流症〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。 〈低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回5mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は1回10mgを1日1回経口投与することができる。 〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

効能・効果

○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 ○下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

相互作用:併用禁忌

アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)


アタザナビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、アタザナビルの溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下するおそれがある。


リルピビリン塩酸塩(エジュラント)


リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、リルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下することがある。


相互作用:併用注意

ジゴキシン


メチルジゴキシン


相手薬剤の血中濃度が上昇することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、相手薬剤の吸収を促進する。


イトラコナゾール


ゲフィチニブ


相手薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、相手薬剤の吸収を抑制するおそれがある。


水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有の制酸剤


本剤単独投与に比べ制酸剤同時服用、制酸剤投与1時間後服用で平均血漿中濃度曲線下面積がそれぞれ8%、6%低下したとの報告がある。


機序は不明である。


メトトレキサート


メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

2: 汎血球減少(頻度不明)、無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(0.1%未満)、溶血性貧血(頻度不明)

3: 劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害(0.1~5%未満)、黄疸(頻度不明)

4: 間質性肺炎(0.1%未満)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線等の検査を実施し、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。5: 皮膚障害(頻度不明)

-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑等があらわれることがある。6: 急性腎障害(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)

-腎機能検査(BUN、クレアチニン等)に注意すること。7: 低ナトリウム血症(頻度不明)

8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。9: 視力障害(頻度不明)

10: 錯乱状態(頻度不明)

-せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性等があらわれることがある。

副作用:その他副作用

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉
過敏症 -発疹、瘙痒感-蕁麻疹
血液 -白血球減少、白血球増加、好酸球増多、貧血-赤血球減少、好中球増多、リンパ球減少
肝臓 -AST、ALT、Al-P、γ-GTP、LDHの上昇-総ビリルビンの上昇
循環器 -血圧上昇-動悸
消化器 -便秘、下痢、腹部膨満感、嘔気、口内炎-腹痛、苦味、カンジダ症、胃もたれ、口渇、食欲不振、鼓腸-舌炎、嘔吐、顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis、lymphocytic colitis)
精神神経系 -頭痛-めまい、ふらつき、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、失見当識-せん妄、昏睡
その他 -総コレステロール・中性脂肪・BUNの上昇、蛋白尿、血中TSH増加-かすみ目、浮腫、倦怠感、発熱、脱毛症、しびれ感、CKの上昇-目のちらつき、関節痛、筋肉痛、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
過敏症 -発疹、蕁麻疹-瘙痒感
血液 -白血球減少-好酸球増多、好中球減少、リンパ球減少、リンパ球増多、血小板減少、白血球増加
肝臓 -ALT、AST、γ-GTPの上昇-Al-P、LDHの上昇
循環器 -動悸、血圧上昇
消化器 -下痢、軟便、味覚異常、腹痛、腹部膨満感、嘔気、便秘、舌炎、胃部不快感、鼓腸放屁-口渇、口内炎、胸やけ、口唇炎、痔核、食道炎、食欲不振、腸炎
精神神経系 -頭痛-めまい
その他 -中性脂肪の上昇-顔面浮腫、倦怠感、舌のしびれ感、熱感、蛋白尿、眼圧上昇、手足のしびれ感、尿酸の上昇、尿糖異常、勃起増強

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 7,095,401 0 4,135 31,925 98,825 351,621 951,311 1,539,033 2,379,443 1,487,836 249,349 1,923
女性 6,576,285 0 5,290 48,136 102,664 289,132 587,828 957,068 1,913,407 1,932,723 716,087 23,950
合計 13,672,982 0 9,425 80,061 201,489 640,753 1,539,139 2,496,101 4,292,850 3,420,559 965,436 25,873
男性 7,095,401 0 4,135 31,925 98,825 351,621 951,311 1,539,033 2,379,443 1,487,836 249,349 1,923
女性 6,576,285 0 5,290 48,136 102,664 289,132 587,828 957,068 1,913,407 1,932,723 716,087 23,950
合計 13,672,982 0 9,425 80,061 201,489 640,753 1,539,139 2,496,101 4,292,850 3,420,559 965,436 25,873
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道210,425
東北755,477
関東5,367,993
中部2,698,111
近畿2,298,851
中国・四国812,217
九州1,529,908
合計13,672,982
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道210,425
北東北140,620
南東北576,377
北関東1,007,594
南関東4,360,399
甲信越337,661
北陸553,441
東海2,033,962
関西2,071,898
中国470,337
四国341,880
北九州743,370
南九州780,681
沖縄11,714
合計13,672,982
都道府県別
都道府県名 合計
北海道210,425
青森県94,635
岩手県38,480
宮城県218,801
秋田県45,985
山形県177,228
福島県180,348
茨城県667,110
栃木県129,520
群馬県210,964
埼玉県1,345,096
千葉県1,418,837
東京都734,797
神奈川県861,669
新潟県98,981
富山県395,739
石川県113,481
福井県44,221
山梨県19,993
長野県218,687
岐阜県579,365
静岡県542,611
愛知県685,033
三重県226,953
滋賀県216,351
京都府192,287
大阪府982,254
兵庫県436,216
奈良県132,882
和歌山県111,908
鳥取県4,287
島根県37,532
岡山県262,409
広島県81,379
山口県84,730
徳島県6,039
香川県35,521
愛媛県266,292
高知県34,028
福岡県172,928
佐賀県140,141
長崎県78,354
熊本県256,157
大分県95,790
宮崎県23,748
鹿児島県756,933
沖縄県5,857
合計13,672,982
更新予告まとめ