薬剤詳細データ

一般名

インスリン リスプロ(遺伝子組換え)注射液

製品名

ヒューマログ注カート

薬効名

抗糖尿病剤

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薬剤名

ヒューマログ注カート

yj-code

2492414A1026

添付文書No

2492414A1026_1_36

改定年月

2020-01

一般名

インスリン リスプロ(遺伝子組換え)注射液

薬効分類名

抗糖尿病剤


用法・用量

通常、成人では1回2~20単位を毎食直前に皮下注射するが、ときに回数を増やしたり、持続型インスリン製剤と併用したりすることがある。 投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常1日4~100単位である。

効能・効果

インスリン療法が適応となる糖尿病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


ビグアナイド系薬剤


スルホニルウレア系薬剤


速効型インスリン分泌促進剤


α-グルコシダーゼ阻害剤


チアゾリジン系薬剤


DPP-4阻害薬


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤等


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


血糖降下作用が増強される。


モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリンの分泌を促進し、糖新生を阻害する。


三環系抗うつ剤


ノルトリプチリン塩酸塩等


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序は不明であるが、インスリン感受性を増強するなどの報告がある。


サリチル酸誘導体


アスピリン


エテンザミド


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


β細胞の糖に対する感受性の亢進、インスリン分泌促進により血糖降下作用を示す。また末梢で弱いインスリン様作用を有する。


抗腫瘍剤


シクロホスファミド水和物


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリンが結合する抗体の生成を抑制し、その結合部位からインスリンを遊離させる可能性がある。


β遮断剤


プロプラノロール塩酸塩


アテノロール


ピンドロール


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


アドレナリンによる低血糖からの回復反応を抑制する。また低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延させる可能性がある。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序は不明である。


クロラムフェニコール


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序は不明である。


ベザフィブラート


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン感受性増強等の作用により、本剤の作用を増強する。


サルファ剤


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


膵臓でのインスリン分泌を増加させることにより、低血糖を起こすと考えられている。腎機能低下、空腹状態の遷延、栄養不良、過量投与が危険因子となる。


シベンゾリンコハク酸塩


ジソピラミド


ピルメノール塩酸塩水和物


血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


動物実験においてインスリンの分泌を促進するとの報告があり、血糖降下作用が増強される可能性がある。


チアジド系利尿剤


トリクロルメチアジド


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


カリウム喪失が関与すると考えられている。カリウム欠乏時には、血糖上昇反応に対するβ細胞のインスリン分泌能が低下する可能性がある。


副腎皮質ステロイド


プレドニゾロン


トリアムシノロン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢組織でインスリンの作用に拮抗し、また糖新生を促進する。


ACTH


テトラコサクチド酢酸塩


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


糖質コルチコイドの産生を促し、血糖上昇作用を示す。


アドレナリン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝での糖新生の促進、末梢での糖利用抑制、インスリン分泌抑制により血糖を上昇させる。


グルカゴン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝グリコーゲン分解促進、糖新生の亢進により血糖を上昇させる。


甲状腺ホルモン


レボチロキシンナトリウム水和物


乾燥甲状腺


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝での糖新生を亢進させる可能性がある。


成長ホルモン


ソマトロピン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


抗インスリン様作用による血糖上昇作用を有する。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール


結合型エストロゲン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢組織でインスリンの作用に拮抗する。


経口避妊薬


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢組織でインスリンの作用に拮抗する。


ニコチン酸


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢でのインスリン感受性を低下させるため耐糖能障害を起こす。


濃グリセリン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


代謝されて糖になるため、血糖値が上昇する。


イソニアジド


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


炭水化物代謝を阻害し、血糖値を上昇させる。


ダナゾール


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


抗インスリン作用を有する。


フェニトイン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン分泌抑制作用を有する。


蛋白同化ステロイド


メスタノロン


血糖降下作用の増強による低血糖症状、又は減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序は不明である。


ソマトスタチンアナログ製剤


オクトレオチド酢酸塩


ランレオチド酢酸塩


血糖降下作用の増強による低血糖症状、又は減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化することがある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(頻度不明)

-脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)等があらわれることがある。無処置の状態が続くと低血糖昏睡等を起こし、重篤な転帰(中枢神経系の不可逆的障害、死亡等)をとるおそれがある。2: アナフィラキシーショック、血管神経性浮腫(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身の発疹等)、血管神経性浮腫等の症状が認められた場合は投与を中止すること。

副作用:その他副作用


過敏症 -蕁麻疹-アレルギー、発疹、そう痒感
代謝異常 -高血糖、血糖値上昇
神経系 -治療後神経障害(主に有痛性)
眼 -糖尿病網膜症の顕在化又は増悪、屈折異常
注射部位 -局所反応(腫脹、そう痒感、疼痛、硬結、発赤等)、リポジストロフィー(皮下脂肪の萎縮・肥厚等)、皮膚アミロイドーシス
肝臓 -肝機能異常
その他 -浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ