薬剤詳細データ 一般名 クロピドグレル硫酸塩/アスピリン配合錠 製品名 ロレアス配合錠「SANIK」 薬効名 抗血小板剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ロレアス配合錠「SANIK」 yj-code 3399101F1048 添付文書No 3399101F1048_2_05 改定年月 2024-01 版 第1版 一般名 クロピドグレル硫酸塩/アスピリン配合錠 薬効分類名 抗血小板剤 用法・用量 通常、成人には、1日1回1錠(クロピドグレルとして75mg及びアスピリンとして100mg)を経口投与する。 効能・効果 経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される下記の虚血性心疾患 急性冠症候群(不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗塞) 安定狭心症、陳旧性心筋梗塞 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 非ステロイド性消炎鎮痛剤(ナプロキセン、インドメタシン、ジクロフェナクナトリウム等)クロピドグレルとの併用により、消化管からの出血が助長されたとの報告がある。クロピドグレルは血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤と併用すると消化管出血を助長すると考えられている。非ステロイド性消炎鎮痛剤(ナプロキセン、インドメタシン、ジクロフェナクナトリウム等)アスピリンとの併用により、出血及び腎機能の低下を起こすことがある。機序不明血小板凝集抑制作用を有する薬剤(シロスタゾール、トロンボキサン合成酵素阻害剤(オザグレルナトリウム)、プロスタグランジンE1製剤、E1及びI2誘導体(ベラプロストナトリウム等)、サルポグレラート塩酸塩、イコサペント酸エチル等)血栓溶解剤(ウロキナーゼ、t-PA製剤(アルテプラーゼ等)等),これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意すること。本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強されるおそれがある。血液凝固阻止剤(ヘパリン製剤、ダナパロイドナトリウム、第Xa因子阻害剤(リバーロキサバン等)、抗トロンビン剤(ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩等)、トロンボモデュリン アルファ等),これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意すること。本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強されるおそれがある。クマリン系抗凝固剤(ワルファリンカリウム),出血した時、それを助長するおそれがある。また、アスピリンはクマリン系抗凝固剤の作用を増強し、出血時間の延長、消化管出血等を起こすことがあるので、クマリン系抗凝固剤を減量するなど慎重に投与すること。アスピリンは血漿蛋白に結合したクマリン系抗凝固剤と置換し、遊離させる。また、本剤は血小板凝集抑制作用、アスピリンは消化管刺激による出血作用を有する。薬物代謝酵素(CYP2C19)を阻害する薬剤オメプラゾールクロピドグレルの作用が減弱するおそれがある。CYP2C19を阻害することにより、クロピドグレルの活性代謝物の血中濃度が低下する。糖尿病用剤(ヒトインスリン、トルブタミド等)アスピリンは糖尿病用剤の作用を増強し、低血糖を起こすことがあるので、糖尿病用剤を減量するなど慎重に投与すること。アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合した糖尿病用剤と置換し、遊離させる。また、アスピリンは大量で血糖降下作用を有する。メトトレキサートアスピリンとの併用により、メトトレキサートの副作用(骨髄抑制、肝・腎・消化器障害等)が増強されることがある。アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したメトトレキサートと置換し、遊離させる。また、アスピリンはメトトレキサートの腎排泄を阻害すると考えられている。バルプロ酸ナトリウムアスピリンはバルプロ酸ナトリウムの作用を増強し、振戦等を起こすことがある。アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したバルプロ酸ナトリウムと置換し、遊離させる。フェニトインアスピリンは総フェニトイン濃度を低下させるが、非結合型フェニトイン濃度を低下させないとの報告があるので、総フェニトイン濃度に基づいて増量する際には臨床症状等を慎重に観察すること。アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したフェニトインと置換し、遊離させる。副腎皮質ホルモン剤(ベタメタゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン等)アスピリン(高用量投与時)との併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量すると、サリチル酸中毒を起こすことが報告されている。また、消化管出血を増強させることが考えられる。機序不明リチウム製剤アスピリンとの併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されている。アスピリン(高用量投与時)は腎のプロスタグランジンの生合成を抑制し、腎血流量を減少させることにより、リチウムの腎排泄を低下させることが考えられる。チアジド系利尿剤(ヒドロクロロチアジド等)ループ利尿剤(フロセミド)アスピリンはこれらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている。アスピリンは腎のプロスタグランジンの生合成を抑制して、水、塩類の体内貯留が生じ、利尿剤の水、塩類排泄作用に拮抗するためと考えられる。β遮断剤(プロプラノロール塩酸塩、ピンドロール等)ACE阻害剤(エナラプリルマレイン酸塩等)アスピリンはこれらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている。アスピリンは血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの生合成、遊離を抑制し、血圧を上昇させることが考えられる。ニトログリセリン製剤アスピリンはニトログリセリンの作用を減弱させることがある。アスピリンはプロスタグランジンの生合成を抑制することにより、冠動脈を収縮させ、ニトログリセリンの作用を減弱させることが考えられる。尿酸排泄促進剤(プロベネシド、ベンズブロマロン)アスピリンはこれらの薬剤の作用を減弱させることがある。アスピリン(高用量投与時)はこれらの薬剤の尿酸排泄に拮抗する。イブプロフェンナプロキセンピロキシカムスルピリンアスピリンの血小板凝集抑制作用を減弱するとの報告がある。血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とアスピリンの結合を阻害するためと考えられる。炭酸脱水酵素阻害剤(アセタゾラミド等)アスピリンはアセタゾラミドの副作用を増強し、嗜眠、錯乱等の中枢神経系症状、代謝性アシドーシス等を起こすことが報告されている。アスピリンは血漿蛋白に結合したアセタゾラミドと置換し、遊離させる。ドネペジル塩酸塩アスピリンとの併用により、消化性潰瘍を起こすことがある。コリン系が賦活され胃酸分泌が促進される。タクロリムス水和物、シクロスポリンアスピリンとの併用により、腎障害が発現することがある。腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる。ザフィルルカストアスピリンとの併用により、ザフィルルカストの血漿中濃度が上昇することがある。機序不明プロスタグランジンD2、トロンボキサンA2受容体拮抗剤(ラマトロバン、セラトロダスト)ヒト血漿蛋白結合に対する相互作用の検討(in vitro)において、アスピリンによりこれらの薬剤の非結合型分率が上昇することがある。これら薬剤がアスピリンと血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇すると考えられる。選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)(フルボキサミンマレイン酸塩、セルトラリン塩酸塩等)出血を助長するおそれがある。また、アスピリンとの併用により、皮膚の異常出血(斑状出血、紫斑等)、出血症状(胃腸出血等)が報告されている。SSRIの投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血を助長すると考えられる。アルコール,アスピリンとの併用により、消化管出血が増強されるおそれがある。アルコールによる胃粘膜障害とアスピリンのプロスタグランジン合成阻害作用により、相加的に消化管出血が増強すると考えられる。薬物代謝酵素(CYP2C8)の基質となる薬剤レパグリニドレパグリニドの血中濃度が増加し、血糖降下作用が増強するおそれがある。クロピドグレルのグルクロン酸抱合体によるCYP2C8阻害作用により、これら薬剤の血中濃度が増加すると考えられる。セレキシパグセレキシパグの活性代謝物(MRE-269)のCmax及びAUCが増加したとの報告がある。本剤と併用する場合には、セレキシパグの減量を考慮すること。クロピドグレルのグルクロン酸抱合体によるCYP2C8阻害作用により、これら薬剤の血中濃度が増加すると考えられる。強力なCYP2C19誘導薬リファンピシンクロピドグレルの血小板阻害作用が増強されることにより出血リスクが高まるおそれがある。リファンピシン等の強力なCYP2C19誘導薬との併用は避けることが望ましい。クロピドグレルは主にCYP2C19によって活性代謝物に代謝されるため、CYP2C19酵素を誘導する薬剤との併用によりクロピドグレルの活性代謝物の血漿中濃度が増加する。モルヒネクロピドグレルの血漿中濃度が低下するおそれがある。モルヒネの消化管運動抑制により、クロピドグレルの吸収が遅延すると考えられる。ロスバスタチンクロピドグレル75mgの反復投与後、ロスバスタチンのCmaxには影響せず、AUCが1.4倍上昇したとの報告がある。クロピドグレルにより、ロスバスタチンの血中濃度が上昇する。 副作用:重大な副作用 1: 出血(脳出血等の頭蓋内出血(1%未満)、硬膜下血腫(頻度不明)、吐血(頻度不明)、下血(1%未満)、胃腸出血(1%未満)、眼底出血(1%未満)、関節血腫(頻度不明)、腹部血腫(0.1%未満)、後腹膜出血(頻度不明)、肺出血(頻度不明)等)-脳出血等の頭蓋内出血の初期症状として、頭痛、悪心・嘔吐、意識障害、片麻痺等があらわれることがある。出血を示唆する臨床症状が疑われた場合は、投与を中止し、直ちに血球算定等の適切な検査を実施すること。,,,,,,,2: 胃・十二指腸潰瘍(1%未満)、小腸・大腸潰瘍(頻度不明)-出血を伴う胃・十二指腸潰瘍、小腸・大腸潰瘍があらわれることがある。また、狭窄・閉塞を伴う小腸・大腸潰瘍があらわれることがある。,,,3: 肝機能障害、黄疸-ALT上昇(7.9%)、γ-GTP上昇(5.1%)、AST上昇(5.6%)、黄疸(頻度不明)、急性肝不全(頻度不明)、肝炎(頻度不明)等があらわれることがある。,,4: 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)(頻度不明)-TTPの初期症状である倦怠感、食欲不振、紫斑等の出血症状、意識障害等の精神・神経症状、血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、発熱、腎機能障害等が発現した場合には、直ちに投与を中止し、血液検査(網赤血球、破砕赤血球の同定を含む)を実施し、必要に応じ血漿交換等の適切な処置を行うこと。5: 間質性肺炎(頻度不明)、好酸球性肺炎(頻度不明)-咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 血小板減少(1%未満)、白血球減少(1%未満)、無顆粒球症(頻度不明)、再生不良性貧血を含む汎血球減少症(頻度不明)7: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)8: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)-初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。9: 後天性血友病(頻度不明)10: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。11: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-ショックやアナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。12: 喘息発作(頻度不明)-,13: インスリン自己免疫症候群(頻度不明)-重度の低血糖を引き起こすことがある。 副作用:その他副作用 血液 -皮下出血-貧血、紫斑(病)、鼻出血、止血延長、眼出血、歯肉出血、痔出血、血痰、穿刺部位出血、処置後出血、口腔内出血、術中出血、カテーテル留置部位血腫、ヘモグロビン減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、好中球減少、好酸球増多-月経過多、口唇出血、陰茎出血、尿道出血-好酸球減少、血清病肝臓 -Al-P上昇、LDH上昇、血清ビリルビン上昇-胆石症、胆嚢炎消化器 -消化器不快感、腹痛、胃腸炎、食道炎、下痢、便秘、嘔気、口内炎-腹部膨満、腸管虚血、消化不良、嘔吐、食欲不振-耳下腺痛、歯肉腫脹、歯肉(齦)炎、唾液分泌過多、粘膜出血、口渇、胃腸障害、胸やけ、口唇腫脹、大腸炎(潰瘍性大腸炎、リンパ球性大腸炎)、膵炎代謝異常 -中性脂肪上昇、CK(CPK)上昇、K上昇、血糖上昇、血中尿酸上昇-Na下降、総コレステロール上昇、総蛋白低下-アルブミン低下、アミラーゼ上昇、Cl下降、Na上昇、K下降、代謝性アシドーシス、低血糖過敏症 -発疹、そう痒感、湿疹、蕁麻疹、紅斑-斑状丘疹性皮疹、血管浮腫、気管支痙攣、光線過敏性皮膚炎、眼瞼浮腫皮膚 -脱毛-皮膚乾燥-膨疹、発汗、水疱性皮疹、扁平苔癬感覚器 -眼充血-味覚異常-眼精疲労、眼瞼炎、結膜炎、複視、嗅覚障害、視力低下、角膜炎、耳鳴、難聴、味覚消失精神神経系 -頭痛、めまい、高血圧-不眠症、意識障害-意識喪失、音声変調、低血圧、てんかん、眠気、皮膚感覚過敏、流涙、筋骨格硬直(肩こり、手指硬直)、気分変動、しびれ循環器 -浮腫、不整脈-徐脈-胸痛、血管炎、心電図異常、脈拍数低下、頻脈、動悸、心窩部痛腎臓 -BUN上昇、尿蛋白増加、血尿、尿沈渣異常、腎機能障害-尿路感染、血中クレアチニン上昇、尿糖陽性-急性腎障害、尿閉、頻尿、糸球体症呼吸器 -気管支肺炎、咳-胸水、痰、気管支炎、鼻炎、過呼吸その他 -関節炎、発熱、CRP上昇-多発性関節炎、肩痛、腱鞘炎、注射部位腫脹、異常感(浮遊感、気分不良)-ほてり、多発性筋炎、滑液包炎、男性乳房痛、乳汁分泌過多、乳腺炎、女性化乳房、倦怠感、腰痛、筋痛、関節痛 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0