薬剤詳細データ

一般名

ペニシラミン製剤

製品名

メタルカプターゼカプセル200mg

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

メタルカプターゼカプセル200mg

yj-code

3929001M3031

添付文書No

3929001M3031_1_06

改定年月

2022-08

第1版

一般名

ペニシラミン製剤

薬効分類名

ウイルソン病治療剤・金属解毒剤


用法・用量

〈ウイルソン病(肝レンズ核変性症)〉 通常、成人にはペニシラミンとして1日1,000mgを食前空腹時に1~数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、一般に1日量600~1,400mgの範囲で増減し、また、投与法についても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び用量を決定する。 〈鉛・水銀・銅の中毒〉 通常、成人にはペニシラミンとして1日1,000mgを食前空腹時に数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、一般に1日量600~1,400mgの範囲で増減し、また、投与法についても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び用量を決定する。通常、小児にはペニシラミンとして1日20~30mg/kgを食前空腹時に数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて適宜増減する。ただし、1日量は、成人の標準用量(1日1,000mg)を上限とする。

効能・効果

ウイルソン病(肝レンズ核変性症) 鉛・水銀・銅の中毒

相互作用:併用禁忌

金チオリンゴ酸ナトリウム


〔シオゾール〕


オーラノフィン


重篤な血液障害が発現するおそれがある。


機序は不明である。


相互作用:併用注意

免疫抑制剤


副作用が増強するおそれがある。


機序は不明である。


経口鉄剤


〔クエン酸第一鉄ナトリウム


硫酸鉄 等〕


本剤の効果を減弱するおそれがあるので、やむを得ず投与する場合には、本剤との同時投与は避けること。


同時投与した場合、本剤の吸収率が低下するとの報告がある。


マグネシウム又はアルミニウムを含有する制酸剤


〔水酸化マグネシウム


水酸化アルミニウム〕


本剤の効果を減弱するおそれがあるので、やむを得ず投与する場合には、本剤との同時投与は避けること。


同時投与した場合、本剤の吸収率が低下するとの報告がある。


亜鉛を含有する経口剤


本剤の効果を減弱するおそれがあるので、やむを得ず投与する場合には、本剤との同時投与は避けること。


同時投与した場合、本剤が吸収される前に亜鉛とキレート化され、本剤の吸収率が低下する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 白血球減少症、無顆粒球症、顆粒球減少症、好酸球増多症、血小板減少症、再生不良性貧血、貧血(低色素性貧血、溶血性貧血等)、汎血球減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(モスコビッチ症候群)、ネフローゼ症候群(膜性腎症等)(いずれも頻度不明)

-,,,,2: 肺胞炎、間質性肺炎・PIE(好酸球性肺浸潤)症候群、閉塞性細気管支炎(いずれも頻度不明)

-症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。3: グッドパスチュア症候群(頻度不明)

-尿所見の異常と喀血やX線での肺浸潤が関連して認められた場合には、直ちに投与を中止すること。4: 味覚脱失、視神経炎(いずれも頻度不明)

5: SLE様症状、天疱瘡様症状、重症筋無力症(いずれも頻度不明)

6: 神経炎、ギランバレー症候群を含む多発性神経炎(いずれも頻度不明)

7: 多発性筋炎、筋不全麻痺(いずれも頻度不明)

8: 血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎、多発性血管炎(いずれも頻度不明)

-血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎(白血球破砕性血管炎等)、肺・腎臓等に多様な臓器障害を引き起こし、血清学的に抗好中球細胞質抗体(MPO-ANCA)陽性であることを特徴とする多発性血管炎等があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: 胆汁うっ滞性肝炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


精神神経系 -めまい、頭痛、知覚障害、眼瞼下垂、昏迷、痙攣
感覚器 -味覚異常、耳鳴、視力異常、複視、白内障、聴力低下
消化器 -口内炎・口角炎、腹痛、食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、消化性潰瘍、舌炎、消化不良、口内乾燥、胃炎、口唇炎、下血、歯肉炎、便秘、膵炎
皮膚 -発疹、そう痒、脱毛、皮膚炎、紫斑、潮紅、皮下出血、結節性紅斑、多形紅斑、創傷治癒障害、穿孔性弾力線維症、爪の異常
肝臓 -肝機能障害(AST、ALT上昇等)、黄疸
腎臓 -腎機能障害(尿蛋白、血尿、BUN上昇、クレアチニン上昇)、腎炎
血液 -鼻出血、リンパ球減少、白血球増多
血管 -毛細血管脆弱
免疫グロブリン -免疫グロブリン(IgA、IgG、IgM)減少
筋・骨格 -関節痛、筋肉痛
その他 -浮腫、発熱、倦怠感、咽頭炎、無力症、動悸、体重減少、疼痛、陰門びらん、体重増加、ビタミンB6欠乏 、乳房肥大、尿失禁

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 141,677 0 0 5,988 33,743 29,686 52,243 20,017 0 0 0 0
女性 71,504 0 3,190 1,812 16,160 15,358 13,932 12,438 8,614 0 0 0
合計 214,738 0 3,190 7,800 49,903 45,044 66,175 32,455 8,614 0 0 0
男性 141,677 0 0 5,988 33,743 29,686 52,243 20,017 0 0 0 0
女性 71,504 0 3,190 1,812 16,160 15,358 13,932 12,438 8,614 0 0 0
合計 214,738 0 3,190 7,800 49,903 45,044 66,175 32,455 8,614 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道4,461
東北8,955
関東109,375
中部5,456
近畿42,736
中国・四国7,562
九州32,325
合計214,738
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道4,461
北東北7,205
南東北1,750
北関東11,425
南関東97,950
甲信越4,016
北陸0
東海1,440
関西42,736
中国4,514
四国3,048
北九州21,466
南九州6,903
沖縄7,912
合計214,738
都道府県別
都道府県名 合計
北海道4,461
青森県2,677
岩手県0
宮城県1,750
秋田県4,528
山形県0
福島県0
茨城県6,869
栃木県4,556
群馬県0
埼玉県8,845
千葉県10,623
東京都58,322
神奈川県20,160
新潟県4,016
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県1,440
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県2,896
京都府0
大阪府28,126
兵庫県2,160
奈良県0
和歌山県9,554
鳥取県0
島根県0
岡山県2,184
広島県1,250
山口県1,080
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県3,048
福岡県6,083
佐賀県4,134
長崎県11,249
熊本県0
大分県0
宮崎県2,160
鹿児島県4,743
沖縄県3,956
合計214,738