薬剤詳細データ

一般名

【般】デフェラシロクス顆粒360mg

製品名

デフェラシロクス顆粒分包360mg「サンド」

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

デフェラシロクス顆粒分包360mg「サンド」

yj-code

3929008D2037

添付文書No

3929008D1030_1_03

改定年月

2024-02

第1版

一般名

デフェラシロクス顆粒

薬効分類名

鉄キレート剤


用法・用量

通常、デフェラシロクスとして12mg/kgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は18mg/kgを超えないこと。

効能・効果

輸血による慢性鉄過剰症(注射用鉄キレート剤治療が不適当な場合)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

アルミニウム含有制酸剤


両剤の作用が減弱する可能性がある。


本剤とキレートを形成する。


CYP3A4で代謝される薬剤


シクロスポリンシンバスタチンミダゾラム経口避妊薬等


これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とミダゾラム(経口投与、国内未承認の用法)を併用投与した場合、ミダゾラムのAUCが17%低下したとの報告がある。


本剤の弱いCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進されると考えられる。


レパグリニドトレプロスチニル


これらの薬剤のAUC及びCmaxが上昇し、これらの薬剤の副作用が発現するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠を反復投与後にレパグリニドを併用投与した場合、レパグリニドのAUCが131%、Cmaxが62%増加したとの報告がある。


本剤のCYP2C8阻害作用により、これらの薬剤の代謝が抑制されると考えられる。


テオフィリン


健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とテオフィリンを併用投与した場合、テオフィリンのAUCが84%上昇したとの報告がある。テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンの血中濃度を測定し、テオフィリンの用量を調節すること。


本剤のCYP1A2阻害作用により、テオフィリンの代謝が阻害されると考えられる。


UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)を強力に誘導する薬剤


リファンピシンフェニトインフェノバルビタールリトナビル等


健康成人にリファンピシンを反復投与後にデフェラシロクス懸濁用錠を併用投与した場合、デフェラシロクスのAUCが44%低下したとの報告がある。


これらの薬剤のUGT誘導作用により、本剤の代謝が促進されると考えられる。


消化管潰瘍を誘発する可能性のある薬剤


非ステロイド性消炎鎮痛剤副腎皮質ステロイド剤経口ビスホスホネート等


デフェラシロクス懸濁用錠投与中に消化管穿孔、胃潰瘍(多発性潰瘍)、十二指腸潰瘍、胃腸出血があらわれたとの報告がある。


胃腸刺激のリスクが高まる可能性がある。


抗凝血剤


胃腸出血があった場合、併用により出血が助長されたとの報告がある。


抗凝血剤の作用による。


コレスチラミン


健康成人においてデフェラシロクス懸濁用錠投与4時間及び10時間後にコレスチラミンを投与した場合、デフェラシロクスのAUCが45%低下したとの報告がある。


コレスチラミンの吸着作用により本剤の吸収が阻害されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-血管神経性浮腫、アナフィラキシー等の異常があらわれることがある。2: 急性腎障害(頻度不明)、腎尿細管障害(ファンコニー症候群、尿細管壊死)(0.1%~1%未満)

3: 肝炎(0.1%~1%未満)、肝不全(頻度不明)

-肝硬変や多臓器不全等を合併している患者で、肝不全が認められている。4: 消化管穿孔(頻度不明)、胃潰瘍(多発性潰瘍を含む)、十二指腸潰瘍、胃腸出血(いずれも0.1%~1%未満)

5: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

6: 聴力障害(難聴)(0.1%~1%未満)

7: 水晶体混濁(初期の白内障)(0.1%~1%未満)、視神経炎(0.01%~0.1%未満)

副作用:その他副作用


代謝及び栄養障害 -食欲不振
精神障害 -不安、睡眠障害
神経系障害 -頭痛-浮動性めまい
眼障害 -黄斑症
呼吸器系障害 -咽喉頭痛
胃腸障害 -下痢、便秘、嘔吐、悪心、腹痛、腹部膨満、消化不良-胃炎、急性膵炎-食道炎
肝胆道系障害 -臨床検査値異常(AST、ALT、γ-GTP、ALP、LDH、血中ビリルビンの増加)-胆石症
皮膚及び皮下組織障害 -発疹注)、そう痒症-色素沈着障害-白血球破砕性血管炎、蕁麻疹、脱毛症
腎及び尿路障害 -血中クレアチニン増加-蛋白尿
全身障害 -発熱、浮腫、疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 285,343 0 1,393 1,174 5,417 9,619 20,293 46,071 108,932 82,791 9,653 0
女性 168,618 0 0 3,218 3,467 7,140 10,519 25,387 55,468 54,272 9,147 0
合計 457,267 0 1,393 4,392 8,884 16,759 30,812 71,458 164,400 137,063 18,800 0
男性 285,343 0 1,393 1,174 5,417 9,619 20,293 46,071 108,932 82,791 9,653 0
女性 168,618 0 0 3,218 3,467 7,140 10,519 25,387 55,468 54,272 9,147 0
合計 457,267 0 1,393 4,392 8,884 16,759 30,812 71,458 164,400 137,063 18,800 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道20,347
東北35,406
関東133,936
中部68,908
近畿74,358
中国・四国62,234
九州60,070
合計457,267
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道20,347
北東北9,593
南東北18,145
北関東27,245
南関東106,691
甲信越18,005
北陸11,418
東海48,961
関西64,882
中国50,632
四国11,602
北九州44,770
南九州11,324
沖縄7,952
合計457,267
都道府県別
都道府県名 合計
北海道20,347
青森県2,333
岩手県7,668
宮城県5,619
秋田県7,260
山形県5,154
福島県7,372
茨城県8,594
栃木県8,338
群馬県10,313
埼玉県20,276
千葉県17,404
東京都42,097
神奈川県26,914
新潟県9,225
富山県3,802
石川県5,101
福井県2,515
山梨県2,947
長野県5,833
岐阜県5,616
静岡県11,178
愛知県22,691
三重県9,476
滋賀県8,328
京都府5,704
大阪府30,623
兵庫県18,603
奈良県0
和歌山県1,624
鳥取県3,410
島根県2,216
岡山県4,130
広島県34,270
山口県6,606
徳島県0
香川県4,661
愛媛県4,448
高知県2,493
福岡県23,462
佐賀県1,696
長崎県5,870
熊本県9,135
大分県4,607
宮崎県3,665
鹿児島県7,659
沖縄県3,976
合計457,267
更新予告まとめ