薬剤詳細データ

一般名

【般】ミチグリニドCa口腔内崩壊錠10mg

製品名

ミチグリニドCa・OD錠10mg「三和」

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

ミチグリニドCa・OD錠10mg「三和」

yj-code

3969008F4060

添付文書No

3969008F3064_1_06

改定年月

2023-05

第1版

一般名

ミチグリニドカルシウム水和物

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進薬


用法・用量

通常、成人にはミチグリニドカルシウム水和物として1回10mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。

効能・効果

2型糖尿病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤


ビグアナイド系薬剤


α‐グルコシダーゼ阻害剤


DPP-4阻害剤


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤


チアゾリジン系薬剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。


サリチル酸製剤


アスピリン等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


血中蛋白との結合抑制及び抱合代謝阻害による。ただし、アスピリンとして1回量1500mgの併用時に影響する可能性があるが、低用量(アスピリンとして1回量300mg)では影響しない。


クロフィブラート等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


血中蛋白との結合抑制及び代謝阻害による。


サルファ剤


スルファメトキサゾール等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


血中蛋白との結合抑制及び代謝阻害による。


β‐遮断剤


プロプラノロール塩酸塩等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


肝臓における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


肝臓における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩


ミノサイクリン塩酸塩等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


インスリン感受性促進による。


アドレナリン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝臓での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明


コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。


ニコチン酸


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制による。


イソニアジド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。


ピラジナミド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明


血糖値のコントロールがむずかしいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン遊離抑制、副腎からのエピネフリン遊離による。


利尿剤


チアジド系等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。


フェニトイン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン分泌を直接抑制する。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。


血糖コントロール条件が変わることがある。


副作用:重大な副作用

1: 心筋梗塞(0.1%)

2: 低血糖(6.6%※)

-低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、1回5mgへの減量を検討するなど慎重に投与すること。,,,,,3: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの著しい上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


代謝 -低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、発汗、悪寒、意識低下、倦怠感、動悸、頭重感、眼のしょぼしょぼ感、嘔気、気分不良、しびれ感、眠気、歩行困難、あくび等)
消化器 -口内炎、口渇、胸やけ、嘔気、嘔吐、胃不快感、胃炎、胃痛、胃潰瘍、胃腸炎、腹部膨満、腹痛、放屁増加、下痢、軟便、便秘、空腹感、食欲不振、食欲亢進-舌のしびれ
皮膚 -湿疹、そう痒、皮膚乾燥-発疹
筋骨格系 -背部痛、筋肉痛、関節痛、下肢痙直、筋骨格硬直
精神神経系 -頭痛、眩暈、眠気、不眠、しびれ感
耳 -耳痛
肝臓 -胆嚢ポリープ、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇
循環器 -心拡大、動悸、心室性期外収縮、高血圧悪化、血圧上昇
呼吸器 -咳、咽頭異和感、かぜ症候群
腎臓・泌尿器 -腎嚢胞、頻尿、尿蛋白、尿潜血
その他 -ピルビン酸上昇、BNP上昇-倦怠感、脱力感、冷汗、ほてり、浮腫、脱毛、眼のしょぼしょぼ感、胸部不快感、胸痛、右季肋部痛、四肢痛、体重増加、乳酸上昇、遊離脂肪酸上昇、総コレステロール上昇、LDL-コレステロール上昇、トリグリセリド上昇、尿酸上昇、CK上昇、カリウム上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 15,997,354 0 1,248 27,260 131,605 711,305 2,061,551 3,461,286 5,942,467 3,298,569 359,312 2,751
女性 10,108,040 0 3,271 16,083 85,967 295,986 926,272 1,830,682 3,699,284 2,669,523 572,832 8,140
合計 26,105,395 0 4,519 43,343 217,572 1,007,291 2,987,823 5,291,968 9,641,751 5,968,092 932,144 10,891
男性 15,997,354 0 1,248 27,260 131,605 711,305 2,061,551 3,461,286 5,942,467 3,298,569 359,312 2,751
女性 10,108,040 0 3,271 16,083 85,967 295,986 926,272 1,830,682 3,699,284 2,669,523 572,832 8,140
合計 26,105,395 0 4,519 43,343 217,572 1,007,291 2,987,823 5,291,968 9,641,751 5,968,092 932,144 10,891
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道820,000
東北2,075,416
関東8,902,996
中部6,274,729
近畿3,263,989
中国・四国2,221,533
九州2,546,733
合計26,105,395
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道820,000
北東北546,879
南東北1,392,363
北関東1,401,566
南関東7,501,430
甲信越749,569
北陸771,709
東海5,042,311
関西2,975,129
中国1,048,843
四国1,172,690
北九州2,186,849
南九州296,536
沖縄126,696
合計26,105,395
都道府県別
都道府県名 合計
北海道820,000
青森県206,031
岩手県136,174
宮城県926,927
秋田県340,848
山形県170,878
福島県294,558
茨城県611,666
栃木県393,344
群馬県396,556
埼玉県1,477,066
千葉県1,412,656
東京都2,449,530
神奈川県2,162,178
新潟県347,781
富山県170,295
石川県370,942
福井県230,472
山梨県139,564
長野県262,224
岐阜県520,375
静岡県1,119,718
愛知県3,113,358
三重県288,860
滋賀県224,023
京都府409,357
大阪府1,229,496
兵庫県865,162
奈良県169,466
和歌山県77,625
鳥取県97,077
島根県63,610
岡山県247,404
広島県454,756
山口県185,996
徳島県182,196
香川県274,314
愛媛県623,502
高知県92,678
福岡県872,294
佐賀県123,322
長崎県539,984
熊本県211,112
大分県440,137
宮崎県91,606
鹿児島県204,930
沖縄県63,348
合計26,105,395
更新予告まとめ