薬剤詳細データ

一般名

【般】レパグリニド錠0.5mg

製品名

シュアポスト錠0.5mg

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

シュアポスト錠0.5mg

yj-code

3969013F2026

添付文書No

3969013F1020_1_15

改定年月

2021-01

第2版

一般名

レパグリニド

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進剤


用法・用量

通常、成人にはレパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する。維持用量は通常1回0.25~0.5mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1回量を1mgまで増量することができる。

効能・効果

2型糖尿病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

10.2.1 血糖降下作用を増強する薬剤


糖尿病用薬


インスリン製剤ビグアナイド系薬剤α‐グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


イメグリミン塩酸塩 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される。


β-遮断剤


プロプラノロール等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による。


サリチル酸製剤


アスピリン等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


サリチル酸製剤の血糖降下作用による。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


一部の糖尿病患者ではタンパク同化ホルモン剤により血糖低下作用を示すことがある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリンミノサイクリン 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


テトラサイクリン系抗生物質のインスリン感受性増強作用による。


シクロスポリン,


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


シクロスポリンはCYP3A4及び肝取り込みトランスポーターOATP1B1を阻害し本剤の血中濃度を増加させる可能性がある。


デフェラシロクスクロピドグレルスルファメトキサゾール・トリメトプリムファビピラビル


,,


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


CYP2C8阻害作用により、本剤の代謝が抑制されると考えられている。併用により、本剤の血中濃度が増加したとの報告がある。


10.2.2 血糖降下作用を減弱する薬剤


アドレナリン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


アドレナリンの末梢でのブドウ糖取り込み抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制による。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


副腎皮質ホルモンの肝での糖新生促進作用及び末梢組織でのインスリン感受性低下作用による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


機序は不明であるが、卵胞ホルモンによるコルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化、末梢でのインスリン感受性低下等が考えられている。


ニコチン酸


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


ニコチン酸の肝でのブドウ糖同化抑制による。


ピラジナミド


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


機序は不明ではあるが、ピラジナミド服用患者では血糖のコントロールがより難しいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


フェノチアジン系薬剤のインスリン遊離抑制作用及び副腎からのアドレナリン遊離作用による。


利尿剤


チアジド系等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


利尿剤による血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下が考えられている。


フェニトイン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


フェニトインはインスリン分泌を直接抑制する。


リファンピシン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


リファンピシンの薬物代謝酵素誘導により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


10.2.3 その他


イソニアジド


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


イソニアジドは本剤の主要代謝酵素であるCYP2C8の阻害作用を有するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、イソニアジドの糖質代謝阻害により血糖値上昇及び耐糖能異常を引き起こす。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(15.1%)

-低血糖症状(めまい・ふらつき、ふるえ、空腹感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,,,2: 肝機能障害(0.4%)

3: 心筋梗塞(頻度不明)

-外国において心筋梗塞の発症が報告されている。

副作用:その他副作用


代謝 -血清カリウム上昇、尿酸上昇
消化器 -下痢、便秘、腹痛、悪心、腹部膨満感、逆流性食道炎、胃炎
精神神経系 -振戦、めまい・ふらつき、しびれ感、頭痛、眠気、イライラ感、浮遊感、集中力低下
過敏症 -じん麻疹、そう痒、発疹、紅斑
肝臓 -ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -クレアチニン上昇、BUN上昇
血液 -白血球増加
眼 -羞明、視野狭窄、霧視
循環器 -血圧上昇、期外収縮、動悸、頻脈
その他 -空腹感、倦怠感、脱力感、多汗、冷汗、浮腫、体重増加、ほてり、顔面蒼白、冷感、気分不良

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 12,090,303 0 1,366 16,080 106,442 528,736 1,501,822 2,249,934 4,386,019 3,021,172 277,433 1,299
女性 8,574,765 0 1,101 16,515 60,746 265,599 734,176 1,392,496 3,132,814 2,509,970 456,112 5,236
合計 20,665,069 0 2,467 32,595 167,188 794,335 2,235,998 3,642,430 7,518,833 5,531,142 733,545 6,535
男性 12,090,303 0 1,366 16,080 106,442 528,736 1,501,822 2,249,934 4,386,019 3,021,172 277,433 1,299
女性 8,574,765 0 1,101 16,515 60,746 265,599 734,176 1,392,496 3,132,814 2,509,970 456,112 5,236
合計 20,665,069 0 2,467 32,595 167,188 794,335 2,235,998 3,642,430 7,518,833 5,531,142 733,545 6,535
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道987,666
東北1,675,095
関東6,253,288
中部3,755,585
近畿3,620,256
中国・四国1,993,217
九州2,379,959
合計20,665,069
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道987,666
北東北635,444
南東北890,449
北関東930,535
南関東5,322,753
甲信越585,614
北陸652,652
東海2,796,299
関西3,341,276
中国1,315,003
四国678,214
北九州1,902,946
南九州321,756
沖縄310,514
合計20,665,069
都道府県別
都道府県名 合計
北海道987,666
青森県443,732
岩手県149,202
宮城県426,591
秋田県191,712
山形県136,846
福島県327,012
茨城県364,288
栃木県371,656
群馬県194,591
埼玉県788,644
千葉県1,034,353
東京都2,087,620
神奈川県1,412,136
新潟県219,604
富山県153,119
石川県382,836
福井県116,697
山梨県167,022
長野県198,988
岐阜県327,403
静岡県595,674
愛知県1,594,242
三重県278,980
滋賀県179,500
京都府386,347
大阪府1,500,582
兵庫県898,858
奈良県184,653
和歌山県191,336
鳥取県70,444
島根県85,752
岡山県304,202
広島県598,107
山口県256,498
徳島県203,220
香川県192,022
愛媛県200,044
高知県82,928
福岡県992,908
佐賀県107,625
長崎県270,948
熊本県249,408
大分県282,057
宮崎県134,188
鹿児島県187,568
沖縄県155,257
合計20,665,069
更新予告まとめ