薬剤詳細データ

一般名

【般】レパグリニド錠0.5mg

製品名

レパグリニド錠0.5mg「サワイ」

薬効名

糖尿病用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

レパグリニド錠0.5mg「サワイ」

yj-code

3969013F2034

添付文書No

3969013F1038_1_04

改定年月

2024-03

第1版

一般名

レパグリニド

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進剤


用法・用量

通常、成人にはレパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する。維持用量は通常1回0.25~0.5mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1回量を1mgまで増量することができる。

効能・効果

2型糖尿病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

10.2.1 血糖降下作用を増強する薬剤


糖尿病用薬


インスリン製剤ビグアナイド系薬剤α‐グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


イメグリミン塩酸塩 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される。


β-遮断剤


プロプラノロール等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による。


サリチル酸製剤


アスピリン等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


サリチル酸製剤の血糖降下作用による。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


一部の糖尿病患者ではタンパク同化ホルモン剤により血糖低下作用を示すことがある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリンミノサイクリン 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


テトラサイクリン系抗生物質のインスリン感受性増強作用による。


シクロスポリン,


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


シクロスポリンはCYP3A4及び肝取り込みトランスポーターOATP1B1を阻害し本剤の血中濃度を増加させる可能性がある。


デフェラシロクスクロピドグレルスルファメトキサゾール・トリメトプリムファビピラビル


,,


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


CYP2C8阻害作用により、本剤の代謝が抑制されると考えられている。併用により、本剤の血中濃度が増加したとの報告がある。


10.2.2 血糖降下作用を減弱する薬剤


アドレナリン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


アドレナリンの末梢でのブドウ糖取り込み抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制による。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


副腎皮質ホルモンの肝での糖新生促進作用及び末梢組織でのインスリン感受性低下作用による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


機序は不明であるが、卵胞ホルモンによるコルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化、末梢でのインスリン感受性低下等が考えられている。


ニコチン酸


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


ニコチン酸の肝でのブドウ糖同化抑制による。


ピラジナミド


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


機序は不明ではあるが、ピラジナミド服用患者では血糖のコントロールがより難しいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


フェノチアジン系薬剤のインスリン遊離抑制作用及び副腎からのアドレナリン遊離作用による。


利尿剤


チアジド系等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


利尿剤による血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下が考えられている。


フェニトイン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


フェニトインはインスリン分泌を直接抑制する。


リファンピシン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


リファンピシンの薬物代謝酵素誘導により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


10.2.3 その他


イソニアジド


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


イソニアジドは本剤の主要代謝酵素であるCYP2C8の阻害作用を有するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、イソニアジドの糖質代謝阻害により血糖値上昇及び耐糖能異常を引き起こす。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(15.1%)

-低血糖症状(めまい・ふらつき、ふるえ、空腹感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,,,2: 肝機能障害(0.4%)

3: 心筋梗塞(頻度不明)

-外国において心筋梗塞の発症が報告されている。

副作用:その他副作用


代謝 -血清カリウム上昇、尿酸上昇
消化器 -下痢、便秘、腹痛、悪心、腹部膨満感、逆流性食道炎、胃炎
精神神経系 -振戦、めまい・ふらつき、しびれ感、頭痛、眠気、イライラ感、浮遊感、集中力低下
過敏症 -じん麻疹、そう痒、発疹、紅斑
肝臓 -ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -クレアチニン上昇、BUN上昇
血液 -白血球増加
眼 -羞明、視野狭窄、霧視
循環器 -血圧上昇、期外収縮、動悸、頻脈
その他 -空腹感、倦怠感、脱力感、多汗、冷汗、浮腫、体重増加、ほてり、顔面蒼白、冷感、気分不良

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 41,916,637 0 2,459 84,913 566,835 2,533,702 6,819,730 9,664,562 14,242,052 7,276,122 724,638 1,624
女性 22,830,742 0 4,068 68,626 249,696 987,297 2,779,054 4,481,491 8,032,118 5,342,726 871,504 14,162
合計 64,747,380 0 6,527 153,539 816,531 3,520,999 9,598,784 14,146,053 22,274,170 12,618,848 1,596,142 15,786
男性 41,916,637 0 2,459 84,913 566,835 2,533,702 6,819,730 9,664,562 14,242,052 7,276,122 724,638 1,624
女性 22,830,742 0 4,068 68,626 249,696 987,297 2,779,054 4,481,491 8,032,118 5,342,726 871,504 14,162
合計 64,747,380 0 6,527 153,539 816,531 3,520,999 9,598,784 14,146,053 22,274,170 12,618,848 1,596,142 15,786
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,791,512
東北5,084,556
関東19,120,638
中部15,492,838
近畿9,829,465
中国・四国5,846,790
九州6,581,579
合計64,747,380
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,791,512
北東北1,206,881
南東北3,144,323
北関東3,267,651
南関東15,852,987
甲信越2,403,142
北陸2,125,272
東海12,094,747
関西8,699,142
中国3,915,820
四国1,930,970
北九州5,144,933
南九州1,242,722
沖縄387,848
合計64,747,380
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,791,512
青森県742,276
岩手県733,352
宮城県1,546,158
秋田県464,605
山形県647,908
福島県950,257
茨城県1,217,708
栃木県1,080,679
群馬県969,264
埼玉県2,826,648
千葉県3,443,566
東京都4,872,731
神奈川県4,710,042
新潟県836,276
富山県455,610
石川県919,864
福井県749,798
山梨県646,834
長野県920,032
岐阜県1,351,852
静岡県2,498,324
愛知県7,114,248
三重県1,130,323
滋賀県672,737
京都府909,240
大阪府3,929,212
兵庫県2,213,104
奈良県450,571
和歌山県524,278
鳥取県417,220
島根県248,812
岡山県1,290,538
広島県1,407,544
山口県551,706
徳島県498,712
香川県372,784
愛媛県816,952
高知県242,522
福岡県2,638,352
佐賀県449,018
長崎県609,413
熊本県697,832
大分県750,318
宮崎県485,601
鹿児島県757,121
沖縄県193,924
合計64,747,380
更新予告まとめ