薬剤詳細データ

一般名

ファロペネムナトリウム水和物

製品名

ファロム錠200mg

薬効名

主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ファロム錠200mg

yj-code

6139001F2024

添付文書No

6139001F1028_3_12

改定年月

2023-07

第1版

一般名

ファロペネムナトリウム水和物

薬効分類名

経口用ペネム系抗生物質製剤


用法・用量

〈表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎(単純性に限る)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉 通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回150mg~200mg(力価)を1日3回経口投与する。なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する。 〈肺炎、肺膿瘍、膀胱炎(単純性を除く)、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、中耳炎、副鼻腔炎〉 通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回200mg~300mg(力価)を1日3回経口投与する。なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する。

効能・効果

〈適応菌種〉 ファロペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

イミペネム・シラスタチンナトリウム


動物実験(ラット)で、本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。


シラスタチンにより代謝酵素が阻害されることによる。


フロセミド


動物実験(イヌ)で、本剤の腎毒性が増強されることが報告されている。


機序は不明。


バルプロ酸ナトリウム


カルバペネム系薬剤(メロペネム、パニペネム・ベタミプロン、イミペネム・シラスタチンナトリウム)との併用によりバルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することが報告されている。


機序は不明。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-不快感、口内異常感、喘鳴、呼吸困難、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、血管浮腫、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 急性腎障害(頻度不明)

-急性腎障害等の重篤な腎機能障害があらわれることがある。3: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

5: 間質性肺炎、PIE症候群(いずれも頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST・ALT・Al-P等の上昇、黄疸があらわれることがある。7: 無顆粒球症(頻度不明)

8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎機能障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒-発熱、発赤-蕁麻疹、紅斑
血液 -好酸球増多、白血球分画の異常等、顆粒球数の変動、血小板数の変動
肝臓 -AST・ALT・γ-GTP・Al-P・ビリルビン・LDHの上昇
腎臓 -BUNの上昇-クレアチニンの上昇
消化器 -嘔気、下痢、軟便、腹痛、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感-口角炎、胃腸障害-口唇炎、消化不良、胃炎、便秘
菌交代症 -カンジダ症、口内炎
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他 -ほてり-頭痛、めまい、眠気、浮腫、口唇乾燥、眼痛、爪変色-しびれ、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,555,534 15,941 622,309 571,877 410,630 403,002 371,972 348,241 464,968 299,816 62,719 0
女性 4,445,091 11,262 488,073 741,259 504,736 466,258 462,227 450,947 685,381 489,663 150,423 6,124
合計 8,028,812 27,203 1,110,382 1,313,136 915,366 869,260 834,199 799,188 1,150,349 789,479 213,142 6,124
男性 3,555,534 15,941 622,309 571,877 410,630 403,002 371,972 348,241 464,968 299,816 62,719 0
女性 4,445,091 11,262 488,073 741,259 504,736 466,258 462,227 450,947 685,381 489,663 150,423 6,124
合計 8,028,812 27,203 1,110,382 1,313,136 915,366 869,260 834,199 799,188 1,150,349 789,479 213,142 6,124
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道323,928
東北490,335
関東2,733,701
中部1,303,245
近畿1,462,191
中国・四国758,992
九州956,421
合計8,028,812
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道323,928
北東北101,174
南東北325,588
北関東354,853
南関東2,378,848
甲信越313,432
北陸161,782
東海875,040
関西1,415,182
中国556,614
四国202,378
北九州717,568
南九州179,043
沖縄119,620
合計8,028,812
都道府県別
都道府県名 合計
北海道323,928
青森県66,631
岩手県63,573
宮城県103,290
秋田県34,543
山形県77,386
福島県144,912
茨城県127,929
栃木県159,689
群馬県67,235
埼玉県299,028
千葉県403,780
東京都1,169,946
神奈川県506,094
新潟県206,521
富山県51,768
石川県68,871
福井県41,143
山梨県54,944
長野県51,967
岐阜県122,231
静岡県218,693
愛知県487,107
三重県47,009
滋賀県64,588
京都府111,066
大阪府677,318
兵庫県401,372
奈良県81,910
和歌山県78,928
鳥取県15,256
島根県28,540
岡山県93,511
広島県291,406
山口県127,901
徳島県44,534
香川県62,416
愛媛県37,555
高知県57,873
福岡県318,103
佐賀県144,259
長崎県87,241
熊本県83,815
大分県84,150
宮崎県69,428
鹿児島県109,615
沖縄県59,810
合計8,028,812
更新予告まとめ