薬剤詳細データ

一般名

テトラサイクリン塩酸塩カプセル

製品名

アクロマイシンVカプセル250mg

薬効名

主としてグラム陽性・陰性菌,リケッチア,クラミジアに作用するもの

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アクロマイシンVカプセル250mg

yj-code

6152002M2020

添付文書No

6152002M1023_4_04

改定年月

2023-07

第1版

一般名

テトラサイクリン塩酸塩カプセル

薬効分類名

用法・用量

テトラサイクリン塩酸塩として、通常成人1日1g(力価)を4回に分割経口投与する。小児には、1日体重1kgあたり30mg(力価)を4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

〈適応菌種〉 テトラサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、軟性下疳菌、百日咳菌、ブルセラ属、野兎病菌、ガス壊疽菌群、回帰熱ボレリア、ワイル病レプトスピラ、リケッチア属、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、淋菌感染症、軟性下疳、性病性(鼠径)リンパ肉芽腫、子宮内感染、脳膿瘍、涙のう炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、猩紅熱、炭疽、ブルセラ症、百日咳、野兎病、ガス壊疽、回帰熱、ワイル病、発疹チフス、発疹熱、つつが虫病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

カルシウム、マグネシウム、アルミニウム又は鉄剤


本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがある。両剤の服用間隔を2~4時間とすること。


本剤と二価又は三価の金属イオンが消化管内で難溶性のキレートを形成して、本剤の吸収を阻害する。


ランタン


本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、左記薬剤服用後、2時間以上あけて投与すること。


本剤とランタンが難溶性の複合体を形成し、本剤の腸管からの吸収を妨げることが考えられる。


抗凝血剤


ワルファリンカリウム等


血漿プロトロンビン活性を抑制することがある。


本剤による腸内細菌の減少が、ビタミンK合成を阻害し、抗凝血剤の作用を増強するほか、本剤がカルシウムイオンとキレート結合し、血漿プロトロンビン活性を抑制すると考えられている。


スルホニル尿素系血糖降下薬


血糖降下作用が増強することがある。


機序は不明であるが、スルホニル尿素系薬剤の血糖降下作用がオキシテトラサイクリン及びドキシサイクリンによって増強されるという報告がある。


メトトレキサート


メトトレキサートの作用が増強されることがある。


本剤は血漿蛋白と結合しているメトトレキサートを競合的に置換遊離し、メトトレキサートの作用を増強させることが考えられる。


ポルフィマーナトリウム


光線過敏症を起こすおそれがある。直射日光、集中光等を避けること。


皮膚の光感受性を高める薬剤との併用により、本剤による光線過敏症が増強されることが考えられる。


ジゴキシン


本剤がジゴキシンの作用を増強し、中毒症状が発現することがある。併用時はジゴキシンの中毒症状に注意すること。


本剤による腸内細菌の減少のため、腸内細菌によるジゴキシンの代謝が不活性化され、ジゴキシンの血中濃度が上昇すると考えられる。


黄体・卵胞ホルモン配合剤


経口避妊剤


黄体・卵胞ホルモン配合剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。


本剤による腸内細菌の減少のため、黄体・卵胞ホルモン配合剤の腸肝循環による再吸収が抑制されると考えられる。


ボツリヌス毒素製剤


過剰な筋弛緩があらわれる恐れがあり、閉瞼不全、頸部筋脱力、呼吸困難、嚥下障害等のリスクが高まるおそれがある。


本剤およびボツリヌス毒素製剤はともに筋弛緩作用を有するため、作用が増強されるおそれがある。


アトバコン


本剤との併用によりアトバコンの血漿中濃度が約40%低下した。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

副作用:その他副作用


過敏症 -発熱、発疹、蕁麻疹
皮膚 -光線過敏症
肝臓 -AST、ALTの上昇等肝機能検査値異常
消化器 -食欲不振、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、舌炎、肛門周囲炎、膵炎
血液 -顆粒球減少、好酸球増多、血小板減少
菌交代症 -菌交代症に基づく新しい感染症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
頭蓋内圧上昇 -頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆等)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 970,765 0 163,457 149,581 87,424 84,247 86,163 97,173 160,956 118,179 23,585 0
女性 1,080,362 0 131,598 161,289 94,799 113,470 111,768 99,519 147,062 139,206 77,455 4,196
合計 2,051,631 0 295,055 310,870 182,223 197,717 197,931 196,692 308,018 257,385 101,040 4,196
男性 970,765 0 163,457 149,581 87,424 84,247 86,163 97,173 160,956 118,179 23,585 0
女性 1,080,362 0 131,598 161,289 94,799 113,470 111,768 99,519 147,062 139,206 77,455 4,196
合計 2,051,631 0 295,055 310,870 182,223 197,717 197,931 196,692 308,018 257,385 101,040 4,196
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道608,372
東北142,462
関東845,187
中部121,723
近畿146,779
中国・四国33,467
九州151,332
合計2,051,631
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道608,372
北東北14,021
南東北128,441
北関東46,598
南関東798,589
甲信越67,746
北陸37,746
東海22,397
関西140,613
中国17,514
四国15,953
北九州141,398
南九州3,187
沖縄13,494
合計2,051,631
都道府県別
都道府県名 合計
北海道608,372
青森県12,337
岩手県0
宮城県16,348
秋田県1,684
山形県109,566
福島県2,527
茨城県23,457
栃木県23,141
群馬県0
埼玉県83,387
千葉県393,561
東京都104,661
神奈川県216,980
新潟県2,395
富山県8,083
石川県28,456
福井県1,207
山梨県6,154
長野県59,197
岐阜県1,586
静岡県5,559
愛知県9,086
三重県6,166
滋賀県47,341
京都府22,596
大阪府58,947
兵庫県8,899
奈良県0
和歌山県2,830
鳥取県1,095
島根県0
岡山県3,625
広島県0
山口県12,794
徳島県13,521
香川県2,432
愛媛県0
高知県0
福岡県11,042
佐賀県1,857
長崎県0
熊本県1,055
大分県127,444
宮崎県1,106
鹿児島県2,081
沖縄県6,747
合計2,051,631
更新予告まとめ