薬剤詳細データ

一般名

テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩錠

製品名

ビリアード錠300mg

薬効名

抗ウイルス化学療法剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ビリアード錠300mg

yj-code

6250024F1021

添付文書No

6250024F1021_2_04

改定年月

2021-06

第2版

一般名

テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩錠

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

通常,成人にはテノホビル ジソプロキシルフマル酸塩として1回300mg(テノホビル ジソプロキシルとして245mg)を1日1回経口投与する。なお,投与に際しては必ず他の抗HIV薬と併用すること。

効能・効果

HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

逆転写酵素阻害剤


ジダノシン


ジダノシンによる有害事象を増強するおそれがあるので,ジダノシンの減量を考慮すること。


ジダノシンのAUC及びCmaxが上昇する。


HIVプロテアーゼ阻害剤


アタザナビル硫酸塩


アタザナビルの治療効果が減弱するおそれがあるので,本剤とアタザナビル硫酸塩を併用する場合には,本剤とアタザナビル300mgをリトナビル100mgとともに投与することが望ましい。また,本剤による有害事象を増強するおそれがある。


アタザナビルのAUCが25%,Cmaxが21%,Cminが40%低下し,テノホビルのAUCが24%,Cmaxが14%,Cminが22%上昇する。


HIVプロテアーゼ阻害剤


ロピナビル・リトナビル


本剤による有害事象を増強するおそれがある。


テノホビルのAUCが32%,Cminが51%上昇する。


HIVプロテアーゼ阻害剤


ダルナビル+リトナビル


本剤による有害事象を増強するおそれがある。


テノホビルのAUC,Cmax及びCminが上昇する。


抗HCV剤


レジパスビル・ソホスブビル


本剤による有害事象を増強するおそれがある。


テノホビルのAUC,Cmax及びCminが上昇する。


抗ウイルス化学療法剤


アシクロビル,バラシクロビル塩酸塩


抗サイトメガロウイルス化学療法剤


ガンシクロビル,バルガンシクロビル塩酸塩等


これらの薬剤又は本剤による有害事象を増強するおそれがある。


尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合,排泄経路の競合により,排泄が遅延し,これらの薬剤又は本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


腎毒性を有する薬剤


,,,,


併用は避けることが望ましい。


腎毒性を有する薬剤は腎機能障害の危険因子となる。


副作用:重大な副作用

1: 腎不全又は重度の腎機能障害(1.2%)

-腎機能不全,腎不全,急性腎障害,近位腎尿細管機能障害,ファンコニー症候群,急性腎尿細管壊死,腎性尿崩症又は腎炎等の重度の腎機能障害が現れることがあるので,臨床検査値に異常が認められた場合には,投与を中止する等,適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。,,,,2: 膵炎(0.2%)

-血中アミラーゼ,リパーゼ,血中トリグリセリド等の検査値の上昇がみられた場合には,投与を中止する等,適切な処置を行うこと。3: 乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)(頻度不明)

-乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には,本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。類薬(ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬)の単独投与又はこれらの併用療法により,重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が,女性に多く報告されている。

副作用:その他副作用


代謝及び栄養障害 -食欲減退(3.2%),体重減少(2.1%),体脂肪の再分布/蓄積(2.1%)-高コレステロール血症,高脂血症-低リン酸血症,低カリウム血症,糖尿病,高尿酸血症
精神障害 -うつ病,睡眠障害,リビドー減退,神経過敏,不安
神経系障害 -頭痛(5.6%),錯感覚(3.7%),浮動性めまい(3.4%)-不眠症,末梢性ニューロパチー,味覚異常,異常な夢,傾眠,ニューロパチー,思考異常,振戦-感覚鈍麻
呼吸器,胸郭及び縦隔障害 -気管支炎,鼻炎,咽頭炎-呼吸困難
胃腸障害 -悪心(10.5%),下痢(9.1%),腹痛(5.2%),嘔吐(4.4%),鼓腸(3.0%),消化不良(2.3%)-口内乾燥,胃腸障害,便秘,アフタ性潰瘍,胃炎,おくび,腹部膨満
肝胆道系障害 -肝炎-脂肪肝,肝機能異常
皮膚及び皮下組織障害 -発疹(3.3%)-そう痒症,多汗症,脱毛症,湿疹,ざ瘡,皮膚乾燥,単純ヘルペス,皮膚良性新生物
筋骨格系及び結合組織障害 -骨障害(2.1%)-筋肉痛,関節痛,背部痛,側腹部痛,筋痙攣-骨軟化症,ミオパチー
一般・全身障害及び投与部位の状態 -無力症(6.3%),疼痛(2.4%)-倦怠感,胸痛,発熱,悪寒,末梢性浮腫
臨床検査 -CK増加(12.3%),血中トリグリセリド増加(7.8%),血中アミラーゼ増加(7.5%),AST増加(5.1%),ALT増加(4.3%),好中球数減少(2.4%),尿糖(2.1%),血中ブドウ糖増加(2.0%)-血中ビリルビン増加,血中リン減少,Al-P増加,血小板数減少-リパーゼ増加,血尿,蛋白尿,血中クレアチニン増加,γ-GTP増加
その他 -頻尿,視覚異常,多尿-アレルギー反応,高血圧

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
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福井県0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
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大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ