薬剤詳細データ 一般名 エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合錠 製品名 ゲンボイヤ配合錠 薬効名 抗ウイルス剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ゲンボイヤ配合錠 yj-code 6250109F1025 添付文書No 6250109F1025_2_04 改定年月 2021-06 版 第2版 一般名 エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合錠 薬効分類名 抗ウイルス化学療法剤 用法・用量 通常,成人及び体重25kg以上の小児には,1回1錠(エルビテグラビルとして150mg,コビシスタットとして150mg,エムトリシタビンとして200mg及びテノホビル アラフェナミドとして10mgを含有)を1日1回食後に経口投与する。 効能・効果 HIV-1感染症 相互作用:併用禁忌 カルバマゼピン(テグレトール)フェノバルビタール(フェノバール)フェニトイン(アレビアチン)ホスフェニトイン(ホストイン)リファンピシン(リファジン)セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort:セント・ジョーンズ・ワート)含有食品エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下する可能性がある。また,テノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下する可能性がある。これら薬剤のCYP3A及びP-gpの誘導作用によるため。ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン)エルゴメトリンマレイン酸塩メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メテルギン)これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(末梢血管攣縮,四肢及びその他組織の虚血等)が起こる可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。アスナプレビル(スンベプラ)アスナプレビルの血中濃度が上昇し,肝臓に関連した有害事象が発現し,また,重症化する可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。シンバスタチン(リポバス)シンバスタチンの血中濃度が上昇し,重篤な有害事象(横紋筋融解症を含むミオパチー等)が起こる可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。ピモジド(オーラップ)ピモジドの血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(不整脈等)が起こる可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)バルデナフィル塩酸塩水和物(レビトラ)タダラフィル(アドシルカ)これら薬剤の血中濃度が上昇し,視覚障害,低血圧,持続勃起及び失神等の有害事象が起こる可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。ブロナンセリン(ロナセン)アゼルニジピン(カルブロック)リバーロキサバン(イグザレルト)これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。トリアゾラム(ハルシオン)ミダゾラム(ドルミカム)これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(鎮静作用の延長や増強又は呼吸抑制等)が起こる可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。ロミタピドメシル酸塩(ジャクスタピッド)ロミタピドの血中濃度が著しく上昇する可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。テラプレビル(テラビック)テノホビル アラフェナミドの抗HIV-1活性が低下するため,本剤の効果が減弱する可能性がある。テラプレビルのカテプシンA活性阻害作用によるため。 相互作用:併用注意 アミオダロン塩酸塩ベプリジル塩酸塩水和物ジソピラミドリドカイン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩キニジン硫酸塩水和物これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。シクロスポリンタクロリムス水和物テムシロリムスこれら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。クロナゼパムエトスクシミドこれら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察することが望ましい。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。アムロジピンベシル酸塩ジルチアゼム塩酸塩フェロジピンニカルジピン塩酸塩ニフェジピンベラパミル塩酸塩これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察することが望ましい。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。パロキセチン塩酸塩水和物アミトリプチリン塩酸塩イミプラミン塩酸塩ノルトリプチリン塩酸塩トラゾドン塩酸塩これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用時にこれら薬剤を増量する場合は慎重に行い,患者の状態を注意して観察することが望ましい。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。コルヒチン,,コルヒチンの血中濃度が上昇する可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。アトルバスタチンカルシウム水和物アトルバスタチンの血中濃度が上昇する可能性がある。アトルバスタチンカルシウム水和物と併用する場合は,最少量から投与し,安全性を観察しながら増量すること。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。サルメテロールキシナホ酸塩サルメテロールの血中濃度が上昇し,QT延長,動悸及び洞性頻脈等の心血管系有害事象の発現リスクが上昇する可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ)タダラフィル(シアリス,ザルティア)これら薬剤の血中濃度が上昇し,低血圧,失神,視覚障害及び持続勃起等の有害事象が増加する可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。クロラゼプ酸二カリウムジアゼパムエスタゾラムフルラゼパム塩酸塩ゾルピデム酒石酸塩これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の減量を考慮すること。また,患者の状態を注意して観察することが望ましい。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。ボセンタン水和物ボセンタン水和物の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,ボセンタン水和物の減量を考慮すること。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。ダサチニブ水和物ラパチニブトシル酸塩水和物エベロリムスブデソニドエプレレノントルバプタンエレトリプタン臭化水素酸塩クエチアピンフマル酸塩これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。フルチカゾンフルチカゾンの血中濃度が上昇し,内因性の血清コルチゾール濃度が低下する可能性がある。特に長期間併用する場合は,他剤への変更を考慮すること。コビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。デキサメタゾンエルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下する可能性がある。デキサメタゾンのCYP3A誘導作用によるため。クラリスロマイシンクラリスロマイシン及びコビシスタットの血中濃度が上昇する可能性がある。クラリスロマイシン及びコビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。イトラコナゾールボリコナゾールエルビテグラビル,コビシスタット及びこれら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。これら薬剤及びコビシスタットのCYP3A等阻害作用によるため。フレカイニド酢酸塩メキシレチン塩酸塩これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。コビシスタットのCYP2D6阻害作用によるため。ペルフェナジンこれら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。これら薬剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察し,減量等の措置を考慮すること。コビシスタットのCYP2D6阻害作用によるため。メトプロロール酒石酸塩チモロールマレイン酸塩これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。これら薬剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察し,減量等の措置を考慮すること。コビシスタットのCYP2D6阻害作用によるため。リスペリドンリスペリドンの血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,リスペリドンの減量を考慮すること。コビシスタットのCYP3A及びCYP2D6阻害作用によるため。酒石酸トルテロジンデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。コビシスタットのCYP3A及びCYP2D6阻害作用によるため。多価陽イオン(Mg,Al,Ca,Fe,Zn等)含有経口製剤マグネシウム・アルミニウム含有制酸剤マグネシウム含有下剤スクラルファート水和物 等エルビテグラビルの血中濃度が低下する可能性があるため,2時間以上間隔をあけて投与することが望ましい。エルビテグラビルが多価陽イオンと錯体(キレート)を形成し吸収が抑制されるため。ジゴキシンジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい。コビシスタットが消化管においてP-gpを阻害するため。リファブチンエルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が著しく低下し,テノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下する可能性がある。また,リファブチンの活性代謝物である25-脱アセチル体の血中濃度が上昇する可能性がある。リファブチンのCYP3A及びP-gp誘導作用,及びコビシスタットのCYP3A阻害作用によるため。アシクロビルバラシクロビル塩酸塩ガンシクロビルバルガンシクロビル塩酸塩これら薬剤,テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇し,これら薬剤又は本剤による有害事象を増強する可能性がある。尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合,排泄経路の競合により排泄が遅延するため。エチニルエストラジオールエチニルエストラジオールの血中濃度が低下する可能性がある。機序不明。ワルファリンカリウムワルファリンの血中濃度が変動する可能性があるためINRのモニタリングを行うことが望ましい。機序不明。腎毒性を有する薬剤,,,,,併用は避けることが望ましい。腎毒性を有する薬剤は腎機能障害の危険因子となる。 副作用:重大な副作用 1: 腎不全又は重度の腎機能障害(1%未満)-腎機能不全,腎不全,急性腎障害,近位腎尿細管機能障害,ファンコニー症候群,急性腎尿細管壊死,腎性尿崩症又は腎炎等の重度の腎機能障害が現れることがあるので,臨床検査値に異常が認められた場合には,投与を中止する等,適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。,,,,,2: 乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)(頻度不明)-乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には,本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。エムトリシタビン又はテノホビルを含む核酸系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により,重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が,女性に多く報告されている。 副作用:その他副作用 代謝及び栄養障害 -食欲減退-体脂肪の再分布/蓄積精神障害 -不眠症,異常な夢神経系障害 -頭痛,浮動性めまい-傾眠胃腸障害 -悪心,下痢,放屁-腹部膨満,嘔吐,腹痛,上腹部痛,便秘,消化不良皮膚及び皮下組織障害 -発疹-血管性浮腫,蕁麻疹筋骨格系及び結合組織障害 -骨減少症,骨粗鬆症腎及び尿路障害 -蛋白尿一般・全身障害及び投与部位の状態 -疲労 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 306,027 0 0 6,963 69,843 109,723 83,496 24,994 11,008 0 0 0 女性 16,513 0 0 0 1,200 4,745 5,649 3,538 1,381 0 0 0 合計 324,254 0 0 6,963 71,043 114,468 89,145 28,532 12,389 0 0 0 男性 306,027 0 0 6,963 69,843 109,723 83,496 24,994 11,008 0 0 0 女性 16,513 0 0 0 1,200 4,745 5,649 3,538 1,381 0 0 0 合計 324,254 0 0 6,963 71,043 114,468 89,145 28,532 12,389 0 0 0 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道7,075東北1,174関東173,944中部6,830近畿96,811中国・四国9,180九州24,443合計324,254 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道7,075北東北0南東北1,174北関東7,174南関東166,770甲信越0北陸1,793東海9,122関西92,726中国0四国9,180北九州18,333南九州2,280沖縄7,660合計324,254 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道7,075青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県1,174福島県0茨城県5,974栃木県0群馬県1,200埼玉県2,160千葉県9,720東京都152,010神奈川県2,880新潟県0富山県0石川県0福井県1,793山梨県0長野県0岐阜県0静岡県3,357愛知県1,680三重県4,085滋賀県6,360京都府1,254大阪府79,895兵庫県5,217奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県5,490愛媛県3,690高知県0福岡県18,333佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県2,280沖縄県3,830合計324,254 単位:錠