薬剤詳細データ

一般名

ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩

製品名

シムツーザ配合錠

薬効名

抗ウイルス剤

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薬剤名

シムツーザ配合錠

yj-code

6250118F1024

添付文書No

6250118F1024_1_05

改定年月

2023-08

第2版

一般名

ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

通常、成人及び12歳以上かつ体重40㎏以上の小児には、1回1錠(ダルナビルとして800mg、コビシスタットとして150mg、エムトリシタビンとして200mg及びテノホビル アラフェナミドとして10mgを含有)を1日1回食事中又は食直後に経口投与する。

効能・効果

HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

リファンピシン


リファジン


フェノバルビタール


フェノバール等


フェニトイン


アレビアチン等


ホスフェニトイン


ホストイン


カルバマゼピン


テグレトール


,


ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A及びP糖蛋白誘導作用による。


セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A及びP糖蛋白誘導作用による。


トリアゾラム


ハルシオン


ミダゾラム


ドルミカム


ミダフレッサ


ブコラム


,


これらの薬剤の血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ピモジド


オーラップ


ピモジドの血中濃度上昇により、不整脈等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


シンバスタチン


リポバス


シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が起こる可能性がある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン


クリアミン


ジヒドロエルゴタミン


ジヒデルゴット


エルゴメトリンメチルエルゴメトリン


パルタンM


これらの薬剤の血中濃度上昇により、末梢血管痙縮、虚血等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


バルデナフィル


レビトラ


シルデナフィル


レバチオ


タダラフィル


アドシルカ


これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ブロナンセリン


ロナセン


ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


アゼルニジピン


カルブロック


アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル


レザルタス配合錠


アゼルニジピンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ルラシドン


ラツーダ


ルラシドンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ロミタピド


ジャクスタピッド


ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


フィネレノン


ケレンディア


フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


イバブラジン


コララン


イバブラジンの血中濃度が上昇し、過度の徐脈があらわれることがある。


コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)


ベネクレクスタ


ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強する可能性がある。


コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


イサブコナゾニウム硫酸塩


クレセンバ


イサブコナゾールの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。


コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


グラゾプレビル


グラジナ


グラゾプレビルの血中濃度が上昇する可能性がある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用及びOATP1B阻害作用により、グラゾプレビルの血中濃度が上昇することがある。


リバーロキサバン


イグザレルト


チカグレロル


ブリリンタ


これらの薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用又はP糖蛋白阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。


相互作用:併用注意

デキサメタゾン(全身投与)


ダルナビル及びコビシスタットの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。併用する場合には注意して投与すること。


デキサメタゾンのCYP3A誘導作用により、ダルナビル及びコビシスタットの代謝が促進される。


アトルバスタチン


アトルバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が起こる可能性がある。併用する場合には必要に応じてアトルバスタチンの投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


サルメテロール


サルメテロールの血中濃度上昇により、QT延長、動悸、洞性頻脈等の心血管系事象の発現リスクが増大する可能性がある。併用する場合には必要に応じてサルメテロールの投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


シルデナフィル


バイアグラ


タダラフィル


シアリス、ザルティア


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


クロラゼプ酸ジアゼパムエスタゾラムフルラゼパムゾルピデム


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


アミオダロンベプリジルジソピラミドリドカイン(全身投与)キニジン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


シクロスポリンタクロリムスシロリムステムシロリムス


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


クロナゼパムエトスクシミド


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


Ca拮抗剤(フェロジピン、ニフェジピン、ニカルジピン、アムロジピン、ジルチアゼム、ベラパミル等)


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


フルチカゾンブデソニドプレドニゾロン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ダサチニブエベロリムスニロチニブラパチニブビンブラスチンビンクリスチン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ボセンタン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


アピキサバン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


エプレレノン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


トルバプタンエレトリプタン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ダビガトランエテキシラート


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのP糖蛋白阻害作用による。


アミトリプチリンイミプラミンパロキセチンノルトリプチリンセルトラリントラゾドン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


リスペリドンペルフェナジンクエチアピン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


フェンタニルオキシコドントラマドール


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


プロパフェノン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


トルテロジン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


デキストロメトルファン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A又はCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病)


ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、副作用が増強するおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに患者の状態を慎重に観察すること。


コビシスタットのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


カルベジロールメトプロロールチモロール


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


コビシスタットのCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


フレカイニドメキシレチン


これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


コビシスタットのCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。


ロスバスタチンプラバスタチンピタバスタチン


これらの薬剤の血中濃度上昇により、横紋筋融解症が起こる可能性がある。併用する場合には必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど注意して投与すること。


機序不明


ジゴキシン


ジゴキシンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてジゴキシンの投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのP糖蛋白阻害作用による。


コルヒチン,,


コルヒチンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてコルヒチンの投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用又はP糖蛋白阻害作用による。


グレカプレビル・ピブレンタスビル


グレカプレビルの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてグレカプレビル・ピブレンタスビルの投与量を減量するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットのP糖蛋白、BCRP又はOATP1B阻害作用による。


ドロスピレノン


ドロスピレノンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じてドロスピレノンの投与量を減量するなど注意して投与すること。


機序不明


経口避妊剤(エチニルエストラジオール、ノルエチステロン等)


これらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。本剤を投与する場合は、別の避妊方法を行うことが望ましい。


機序不明


メサドン


メサドンの血中濃度を低下させる可能性がある。併用する場合には注意して投与すること。


機序不明


リファブチン


ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。また、リファブチンの血中濃度を上昇させる可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はリファブチンの投与量を調節するなど注意して投与すること。


リファブチンのCYP3A及びP糖蛋白誘導作用、及びダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用による。


クラリスロマイシンエリスロマイシン


ダルナビル、コビシスタット又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットとこれらの薬剤のCYP3A阻害作用により、相互に代謝が阻害される。


イトラコナゾールケトコナゾール注)ボリコナゾールフルコナゾール


ダルナビル、コビシスタット、テノホビル アラフェナミド又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど注意して投与すること。


ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドとこれらの薬剤のCYP3A及びP糖蛋白阻害作用による。


ワルファリン


ワルファリンの血中濃度に影響を与えることがある。併用する場合には必要に応じて本剤又はワルファリンの投与量を調節するなど注意して投与すること。


ダルナビル及びコビシスタットの薬物代謝酵素阻害作用により、血中濃度に変化がおこることがある。


アシクロビルバラシクロビルガンシクロビルバルガンシクロビル等


これらの薬剤、テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇し、有害事象を増強する可能性がある。併用する場合には必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど注意して投与すること。


尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合、排泄経路の競合により排泄が遅延する。


腎毒性を有する薬剤,


これらの薬剤との併用は避けることが望ましい。


これらの薬剤との併用により血中濃度が上昇するおそれがある。


注)国内では外用剤のみ発売


副作用:重大な副作用

1: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)

-重度の発疹があらわれた場合は、本剤の投与を直ちに中止し適切な処置を行うこと。2: 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。3: 急性膵炎(0.1%)

4: 腎不全又は重度の腎機能障害(頻度不明)

-腎機能不全、腎不全、急性腎障害、近位腎尿細管機能障害、ファンコニー症候群、急性腎尿細管壊死、腎性尿崩症又は腎炎等の重度の腎機能障害があらわれることがある。臨床検査値に異常が認められた場合には、投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。5: 乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)(頻度不明)

-乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には、本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。エムトリシタビン又はテノホビルを含む核酸系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が、女性に多く報告されている。

副作用:その他副作用


免疫系障害 -過敏症、免疫再構築症候群
代謝及び栄養障害 -糖尿病、食欲不振、体脂肪の再分布/蓄積-高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、高脂血症
精神障害 -異常な夢
神経系障害 -頭痛
胃腸障害 -下痢、腹痛-悪心、嘔吐、消化不良、腹部膨満、鼓腸-膵酵素増加
肝胆道系障害 -急性肝炎、肝酵素増加
皮膚及び皮下組織障害 -発疹-そう痒症、蕁麻疹、血管性浮腫
筋骨格系及び結合組織障害 -筋肉痛、骨壊死
生殖系及び乳房障害 -女性化乳房
全身障害及び投与局所様態 -疲労、無力症
臨床検査 -総コレステロール増加、LDLコレステロール増加、トリグリセリド増加、ブドウ糖増加、AST増加、ALT増加、膵型アミラーゼ増加、血中クレアチニン増加-ALP増加-リパーゼ増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 254,933 0 0 3,675 41,334 96,010 75,665 26,064 11,027 1,158 0 0
女性 9,431 0 0 0 1,260 3,991 4,180 0 0 0 0 0
合計 266,896 0 0 3,675 42,594 100,001 79,845 26,064 11,027 1,158 0 0
男性 254,933 0 0 3,675 41,334 96,010 75,665 26,064 11,027 1,158 0 0
女性 9,431 0 0 0 1,260 3,991 4,180 0 0 0 0 0
合計 266,896 0 0 3,675 42,594 100,001 79,845 26,064 11,027 1,158 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道7,265
東北2,070
関東144,720
中部26,878
近畿59,585
中国・四国3,774
九州16,188
合計266,896
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道7,265
北東北0
南東北2,070
北関東5,070
南関東139,650
甲信越0
北陸2,550
東海24,328
関西59,585
中国2,164
四国1,610
北九州13,018
南九州0
沖縄6,340
合計266,896
都道府県別
都道府県名 合計
北海道7,265
青森県0
岩手県0
宮城県2,070
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県1,500
栃木県0
群馬県3,570
埼玉県0
千葉県7,335
東京都119,284
神奈川県13,031
新潟県0
富山県0
石川県2,550
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県1,920
静岡県4,890
愛知県17,518
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府54,257
兵庫県5,328
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県2,164
山口県0
徳島県0
香川県1,610
愛媛県0
高知県0
福岡県13,018
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県3,170
合計266,896
更新予告まとめ