薬剤詳細データ 一般名 静注用レミフェンタニル塩酸塩 製品名 レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」 薬効名 全身麻酔用・集中治療用鎮痛剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」 yj-code 8219401D2036 添付文書No 8219401D1030_1_05 改定年月 2022-08 版 第1版 一般名 静注用レミフェンタニル塩酸塩 薬効分類名 全身麻酔用・集中治療用鎮痛剤 用法・用量 〈成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛〉 成人では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。麻酔導入:通常、レミフェンタニルとして0.5µg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、ダブルルーメンチューブの使用、挿管困難等、気管挿管時に強い刺激が予想される場合には、1.0µg/kg/分とすること。また、必要に応じて、持続静脈内投与開始前にレミフェンタニルとして1.0µg/kgを30~60秒かけて単回静脈内投与することができる。ただし、気管挿管を本剤の投与開始から10分以上経過した後に行う場合には単回静脈内投与の必要はない。麻酔維持:通常、レミフェンタニルとして0.25µg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速できるが、最大でも2.0µg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして0.5~1.0µg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。 〈小児:全身麻酔の維持における鎮痛〉 1歳以上の小児では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。麻酔維持:通常、レミフェンタニルとして0.25µg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速できるが、最大でも1.3µg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして1.0µg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。 〈集中治療における人工呼吸中の鎮痛〉 通常、成人には、レミフェンタニルとして0.025µg/kg/分の速さで持続静脈内投与を開始し、患者の全身状態を観察しながら、適切な鎮痛が得られるよう、投与速度を適宜調節する。投与速度の調節は5分以上の間隔で、0.1µg/kg/分までは最大0.025µg/kg/分ずつ加速又は減速させ、0.1µg/kg/分を超える場合は25~50%の範囲で加速又は最大25%の範囲で減速させるが、投与速度の上限は0.5µg/kg/分とする。投与終了時は、10分以上の間隔で、最大25%ずつ減速させ、0.025µg/kg/分を目安として投与終了する。 効能・効果 成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛 小児:全身麻酔の維持における鎮痛 集中治療における人工呼吸中の鎮痛 相互作用:併用禁忌 ナルメフェン塩酸塩セリンクロ鎮痛作用が減弱するおそれがある。ナルメフェン塩酸塩を投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。緊急の手術等によりやむを得ず併用する場合には患者ごとに本剤の用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にナルメフェン塩酸塩の投与を中断すること。μオピオイド受容体への競合的阻害による。 相互作用:併用注意 中枢神経抑制作用を有する薬剤全身麻酔剤、ベンゾジアゼピン系薬剤、バルビツール酸系薬剤等アルコールオピオイド剤麻酔・鎮静等の作用が増強することがあるので、併用する場合には、投与速度を減速するなど慎重に投与すること。相互に作用を増強させ過度な麻酔深度となるおそれがある。心抑制作用を有する薬剤β遮断剤、カルシウム拮抗剤等徐脈、血圧低下等の作用が増強することがあるので、併用する場合には、投与速度を減速するなど慎重に投与すること。β遮断剤、カルシウム拮抗剤は共に徐脈、血圧低下作用を有するためこれらの薬剤との併用により作用が増強するおそれがある。 副作用:重大な副作用 1: 筋硬直(頻度不明)-発現は本剤の投与量及び投与速度に関連するため、本剤の単回静脈内投与は30秒以上かけて行うこと。また、麻酔導入時に発現する過剰な筋硬直に対しては、筋弛緩剤の追加投与による治療を行うこと。,2: 換気困難(頻度不明)-筋硬直、喉頭痙攣により換気困難な状況に陥る可能性がある。異常が認められた場合には、筋弛緩剤の使用等適切な処置を行うこと。なお、喉頭痙攣がラリンジアルマスク使用中に出現し、換気困難となった症例が報告されているため、注意すること。3: 呼吸停止(頻度不明)、呼吸抑制(1.1%)-本剤の投与に際しては補助呼吸を行い、必要に応じて筋弛緩剤あるいは麻薬拮抗剤(ナロキソン塩酸塩、レバロルファン酒石酸塩等)を使用するなど適切な呼吸管理を行うこと。,4: 低血圧(3.3%)、血圧低下(頻度不明)-本剤の投与速度の減速、若しくは併用する全身麻酔剤又は鎮静剤の投与速度の減速又は投与量の減量を含め、輸液、昇圧剤の使用等適切な処置を行うこと。,5: 徐脈(1.1%)-本剤の投与速度の減速、若しくは併用する全身麻酔剤又は鎮静剤の投与速度の減速又は投与量の減量を含め、輸液、昇圧剤、アトロピン硫酸塩等の副交感神経遮断剤の使用等適切な処置を行うこと。,6: 不全収縮、心停止(いずれも頻度不明)-徐脈に引き続いて不全収縮、心停止があらわれることがある(本剤と他の全身麻酔剤が併用されている場合、重篤な徐脈、不全収縮、心停止がみられることがあるので、十分な患者管理のできる状態で使用すること)。7: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-本剤と他の全身麻酔剤が併用されている患者においてアレルギー、アナフィラキシーがあらわれることがある。8: 全身痙攣(頻度不明) 副作用:その他副作用 精神障害 -譫妄、落ち着きのなさ-幻視、激越神経系障害 -傾眠-振戦、鎮静心臓障害 -結節性調律、期外収縮、房室解離、洞房ブロック、心室無収縮、房室ブロック血管障害 -潮紅、高血圧呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -徐呼吸、過換気胃腸障害 -便秘、悪心-嘔吐、腹痛、腹部膨満肝胆道系障害 -肝機能異常皮膚及び皮下組織障害 -発疹-紅斑、皮膚炎腎及び尿路障害 -乏尿全身障害及び投与局所様態 -悪寒、冷感臨床検査 -一回換気量増加-ビリルビン増加、AST増加、LDH増加、ALT増加、血圧上昇、体温低下傷害、中毒及び処置合併症 -鎮静合併症-術後血圧上昇、創合併症 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0