パリ、ニース、テロ攻撃の医療的教訓 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 2015年11月13日、パリで同時多発テロ攻撃があり137人が死亡、413人が負傷しました。これは第二次大戦後、フランス最悪のテロでした。さらに2016年7月14日、ニースでバスチーユ祭(パリ祭)に合わせて群衆にトラックが突入、87人が死亡、458人が負傷しました。小生の長女もニースでのピアノ講習会によく参加していましたのでとても他人事とは思えません。 Lancet(2017; 390: 2735-2738)に「パリ、ニース、テロ攻撃の医療的教訓(Viewpoint)」がありましたので、まとめてみました。著者はパリやニースで事件に関わった医師、救急隊、フランス軍、消防隊、法医学関係者です。 「パリ、ニース、テロ攻撃の医療的教訓」重要点は下記8点です。 医学生、救急隊員、医師に銃創・爆創の教育、トレーニングを開始せよ! 警察、救急隊、病院は密接な連携を取れ! テロ発生と同時に離れた病院も含め大規模動員(activate)せよ! 救急隊は駆血帯、止血包帯を常備、トランサミンの病院前投与を行え! 多数の小児外傷(銃創・爆創)に対するトレーニングが必要! 病院もテロのソフトターゲットになりうる!法整備、対策を立てよ 遺体確認は国際警察規則に従い体表観察、指紋、DNA、歯科データ採れ PTSDに備え精神科医を多数動員せよ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×