世界最新のHIVセミナー 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする Lancet (2018; 392: 685-697)にHIVのセミナーがありました。著者はパリ、シカゴ、南アフリカ・ケープタウンの医師たちです。ピエール・マリー・キュリー大学なんて、その名に歴史を感じます。HIVにはこの5年で大きな進歩がありました。 世界最新のHIV総説です。 LancetのHIVセミナー最重要点は以下の18点です。 HIVはcART(抗レトロウイルス併用療法)で抑制できるが治癒しない。cARTは一生継続! 家に押しかけて検査することをdoor-to-door HIV testingという HIV検査陽性なら即座にcART開始することをtest and treatという HIVのDNAがヒトDNA翻訳開始点付近に組み込まれる ヒトDNAに組み込まれた沈黙HIVは駆除できない Shock and kill concept:HIVを再活性化させてからたたくこと 国連90-90-90戦略:2020年、患者9割検査、その9割治療、その9割維持に 検査は第四世代スクリーニング(抗体+抗原)検査後PCR施行。HIV-2はWB法で確認 HIV 3つの治療革命:Protease inhibitor導入、予防的cART、初期からcART使用 妊婦のcARTでHIV母子感染は激減した HIV予防に曝露前予防投薬(PrEP:preexposure prophylaxis)有用! 標準治療は3種すなわちNRTIs 2種とboosted PI or NNRTI or integrase inhibitor PIとリトナビル併用をboosted protease inhibitorといい薬効増強する インテグラーゼ阻害薬は優れた効果と少ない副作用で人気、今後主流に cARTは合剤を強く推奨、目標は48週でウイルス量50copy/mL以下 cARTは3種から2種類に移行しつつある。B型肝炎は必ずtenofovir併用! 服薬率上げるにテキストメッセージ、診察室の待ち時間短縮を 先進国のHIV患者寿命は50歳以上、今後慢性疾患の合併症が増えていく 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×