新規コレステロール低下薬の登場
クエン酸リアーゼ阻害薬ベンペド酸の第Ⅲ相試験
研究の背景:まだ十分にコレステロールを管理できない患者がいる
コレステロール低下療法が心血管疾患を予防しうることについて、現時点で疑念を持っている方は少なかろうと思う(関連記事「やはりコレステロールは下げるべき」)。現在、われわれが手にしている心血管イベント抑制効果の報告があるコレステロール低下薬は、HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)、NPC1L1阻害薬(エゼチミブ)、PCSK9阻害薬の3種であり、この3つの薬剤を使用すれば、かなりの確率でLDL-Cを良好に管理できるようになったと感じている。
しかし、PCSK9阻害薬はその薬価の高さのためか、保険適応がかなり限定されている。そして、高クレアチンキナーゼ(CK)血症を呈するなどにより、スタチンを投薬できない患者がそれなりに存在する。よって、症例数は限定されるものの、何か投与できる新規の薬剤があればよいのにと、もどかしい思いをする場合があることも確かである。
そんな折、スタチンと同様にコレステロール生合成系を阻害してくれる新たな薬剤のLDL-C低下作用が(JAMA 2019;322:1780-1788)に報告された。今後、心血管アウトカム試験が出てくれば市場にて脚光を浴びることになろう。大いなる期待を抱きつつ、その論文をご紹介したい。
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