耐性化が進む知られざる性感染症 マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする © Adobe Stock ※画像はイメージです 研究の背景:Mycoplasma genitalium(マイコプラズマ・ジェニタリウム)は、急激なスピードで薬剤耐性化が進んでおり、治療薬が限られる ニュースになっているためご存じの方も多いかもしれないが、現在新型コロナウイルス感染症に隠れて梅毒が流行中である。私が診察している性感染症の専門クリニックでは、年間300例近くの新規の梅毒患者が受診しており、実際に毎日のように患者が来院しているような状態である。梅毒に対してはペニシリンが非常に効果的であり、ほぼ100%治癒が可能である。そのため、梅毒は適切な検査と治療を行うことができれば、ほとんどの患者を治療することが可能となっている。 しかし、現在ものすごいスピードで抗菌薬に対して耐性化が起きてしまっている「性感染症」があるのをご存じだろうか。今回は、Mycoplasma genitalium(マイコプラズマ・ジェニタリウム)に関する最新論文を紹介したいと思う。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×