黄色ブドウ球菌菌血症の経口スイッチは可能か?

SABATOスタディ

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

(© Adobe Stock ※画像はイメージです)

 「Sabato」とはイタリア語で「土曜日」のこと。ヘブライ語の「安息日」が語源でשבתと書くらしいが、読み方は知らない。旧約聖書での安息日は土曜日、正確には金曜日の日没から土曜日の日没までを指したのだそうだ。僕が以前勤務していたニューヨークの病院は金曜日になるとエレベーターが1階ずつ全ての階で停止するようになっていた。心肺停止などが発生すると階段を走って上らねばならず往生したが、あれはなんだったんだろう。

岩田 健太郎(いわた けんたろう)

岩田氏

1971年、島根県生まれ。島根医科大学卒業後、沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院、アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)・神戸大学医学部付属病院感染症内科診療科長。 著書に『悪魔の味方 — 米国医療の現場から』『感染症は実在しない — 構造構成的感染症学』など、編著に『診断のゲシュタルトとデギュスタシオン』『医療につける薬 — 内田樹・鷲田清一に聞く』など多数。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする