マクロライドか、テトラサイクリンか
市中肺炎、β-ラクタムとの併用薬

(© Adobe Stock ※画像はイメージです)
研究の背景:市中肺炎の適切な抗菌薬併用療法は?
今回も市中肺炎(CAP)の論文だ。CAPとか、尿路感染とか、こういう「当たり前の病気」が案外、難しい。分かっていないことも多い。
つまり、古典的な「アジスロマイシンか、ドキシサイクリンか」問題である。
β-ラクタム系抗菌薬に併用する「第二の抗菌薬」としてはマクロライド系抗菌薬が推奨され、テトラサイクリン系抗菌薬は「代替案」である。しかし、マクロライド耐性菌と副作用がネックになる。そして、臨床現場ではドキシサイクリンをCAPに使うプラクティスが普及してきた。安価で、比較的副作用が少ないドキシサイクリンは使いやすかったのだ。しかし、β-ラクタム+ドキシサイクリンのCAPに対する効果を吟味したエビデンスは乏しい。
今回紹介する論文は、そういう「分かっているようで、案外分かっていない」こと、例えばCAPの適切な治療、に肉薄した論文だ。
Odeyemi Y, et al. Comparative effectiveness of azithromycin versus doxycycline in hospitalized patients with community acquired pneumonia treated with beta-lactams: A multicenter matched cohort study. Clin Infect Dis 2025 May 16: ciaf252.
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