ω-3をめぐる複雑怪奇な状況を考察 ω-3は動脈硬化に有効か無効か ②REDUCE-ITとVITAL試験 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:ω-3多価不飽和脂肪酸の動脈硬化性疾患予防効果は否定的という流れ 前回取り上げたASCEND試験(N Engl J Med 2018;379:1540-1550、関連記事「"ω-3は無効"を裏付ける結果か」)や2018年初頭に発表されたランダム比較試験(RCT)のメタ解析(JAMA Cardiol 2018;3:225-234)の結果から、n-3系(ω-3)多価不飽和脂肪酸の動脈硬化性疾患予防効果については否定的というのが世界的な流れである。 そんな中、2019年最初のN Engl J Medに取り上げられた2本の試験は、相反する結果となり、1本は予防効果を示し(REDUCE-IT※1;N Engl J Med 2019;380:11-22)、もう1本は予防効果を示さなかった(VITAL※2; N Engl J Med 2019;380:23-32)。今回はこの両試験を取り上げ、この複雑怪奇な状況を考察してみたい。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×