身体醜形障害患者の美容施術は禁忌!実態は

対照健常者と比較した大規模調査

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

研究の背景:ソーシャルメディア、美意識に影響

 身体醜形障害は、容姿やボディーイメージに関してゆがんだ認知を起こして、自分の皮膚や体についてとらわれが起きる病気である。例えば鼻がゆがんでいる、眼の形が少しいびつであると思い込み、何度も鏡を見て確認するなどの行為により、社会生活に障害を来す。しかし、実際の形状は正常またはごく微妙な変異である。

羽白 誠(はしろ まこと)

はしろクリニック院長。大阪大学大学院招聘教員。1986年大阪大学医学部卒業。1991年大阪大学大学院(皮膚科学)で博士課程修了。1994年箕面市立病院皮膚科医長、関西労災病院皮膚科医長、1999年大阪大学大学院非常勤講師、2001年国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)皮膚科部長、2004年大阪警察病院皮膚科部長、2008年神戸女学院大学人間科学部非常勤講師を経て、現職(大阪大学大学院招聘教員は2005年から)。

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